特集2017年2月3日更新

意外?納得?!「オタク・マニア」な芸能人

最近増えてきましたね、オタクを公言する芸能人。テレビで好きなアニメや漫画を語り、キャラのコスプレをする芸能人も珍しくなくなりました。そこで今回は、特に有名な「オタク・マニア」な芸能人の、ごく一部を紹介します。

哀川翔は“カブトムシマニア”

芸能界どころか日本屈指のカブトムシ好きで有名な哀川翔。幼虫から成虫に羽化させたカブトムシの数はこれまで数万匹以上。巨大なサイズに成長させてギネスブックに申請したり、非常に珍しい「雌雄同体」を羽化させたりと数だけではないところがすごい。また、お祭りで子どもたちに500匹、映画の舞台挨拶に来たお客さんにも200匹カブトムシを配ったりと、カブトムシの普及のために太っ腹な行動をとる、「カブトムシアニキ」なのです。

ある番組のスタッフから趣味を聞かれ、カブトムシと答えたところ驚かれ、さらに5000匹飼っていると伝えたところ「“はぁ!?”って言われて。“そのことについてしゃべってくれ”って言われたのが、まぁ、カブトムシの始まり」と、明かしていた。

世界最大のカブトムシを育ててギネスに申請!

芸能人にも虫好きは多い。有名なところだとカブトムシ飼育歴14年で、東京の自宅と茨城の飼育所で毎年5000匹を羽化させている、「昆虫アニキ」こと俳優の哀川翔(55)だろう。昨年6月には、飼育したカブトムシが世界最大の88.0ミリを記録して、それまでの記録を3年ぶりに0.7ミリ更新。「ギネスに申請だ」と笑顔を見せた哀川

北川景子は“宝塚オタク”

宝塚歌劇団のファンは芸能人にも多いですが、北川景子は全国各地の公演を追いかけ、公式LINEやブログで“ヅカ愛”を語るなど、テレビで「愛が尋常でない」と言われるほど好きなようです。昨年は夫のDAIGOともども観劇するなど、今後は夫婦でヅカオタクになっていくんでしょうか。

以前より、自身のヅカヲタぶりを公式SNSにて明らかにしてきた北川。その情熱は留まることを知らず、8月18日の公式ブログによると、同ドラマがクランクアップした直後に大阪へ遠征(=全国各地へ宝塚公演を観劇しに行くこと)し、雪組の“ちぎ様”こと早霧せいな主演『ローマの休日』を観劇したそう。その感想を綴ったブログには、例のごとく北川の宝塚愛がほとばしっている。

2016年4月には、1月に結婚し披露宴を直前に控えた夫のDAIGOと雪組の公演を観劇に。出演者、観客ともに祝福ムードだったようです。

池波志乃は“プロレスマニア”

最近ブームが再燃しつつあるプロレス。女性にもプロレス好きの「プ女子」が増えているそうですが、芸能界きってのプ女子と言えば池波志乃。アメリカのプロレス団体「WWE」の大ファンなんだそうです。夫の中尾彬とは芸能界きってのおしどり夫婦として知られていますが、今や「プロレスが1番、夫は2番」というほどはまってるんだとか。とは言え、観戦の際には中尾彬にプロレスTシャツを着せて一緒に見ているそうですから、やっぱり仲はいいんですね。

池波はアメリカのプロレス団体WWEの大ファンで、2014年に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、来日していたハルク・ホーガンと共演し、アックスボンバーを食らって恍惚とした表情を見せた。さらに池波は、同年放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)でもプロレス愛を語っており、そこでは「夫よりWWEにハマっている」と告白。DVDやTシャツを大量購入しているという話や、放送のスケジュールを書いた自作のメモを常に携帯していることを明かし、コアなプロレスファンとして知られる博多大吉(45)からも「相当マニアです」とお墨つきを得ていた。

楠田枝里子は“消しゴムコレクター”

楠田枝里子といえばチョコレート好きとしてテレビでも度々紹介されていますが、実はあまり知られていない趣味が。下のリンクはちょっと説明が必要かもしれません。2015年にとある消しゴムコレクターの書籍が出たのですが、なんでも、楠田枝里子が1998年に出した消しゴムに関する本に強い影響を受けたんだとか。ですので、消しゴムコレクター界の「カリスマ」と言っても過言ではないですね。下にある彼女の公式サイトも是非御覧ください。消しゴムへの愛が半端ないですよ。

消しゴムの本が出るのは、1998年に刊行された楠田 枝里子さんの本『消しゴム図鑑』(光琳社出版)以来

市川紗椰は“アニメ・マンガ、鉄道、フィギュア、スー女”

「ユアタイム」でMCをつとめるモデルの市川紗椰。彼女は一口に「○○オタク」とは言えないくらい多趣味。しかも、その一つ一つがその筋のオタクの方々も納得するくらいの理解の深さだからすごい。芸能界を代表する「オタク女子」かもしれないですね。

付け焼き刃ではない知識と造詣の深さはオタクも大絶賛

 この市川の選出には、「ガチだな」「モデルがオタクなんじゃなくて、オタクがモデルやってる。本物なのは、本物な俺たちが1番よくわかる」「親しみ持てる美人かと思ったが、思ったよりマニアックで濃かった」と、オタク男性も太鼓判。
 番組では殺害シーンも放送されたとあって、ネット上も「スクールデイズを地上波で紹介って頭おかしいだろ……」「おい、この市川って女やべぇよ……」と戦慄。また、『School Days』といえば、tvkでの最終回放送予定日の前日、京都で少女が父親を斧で殺害するという事件を受け、突如“都合により、番組を変更してお送りしています”とのテロップつきで、湖畔に浮かぶ観覧船の風景映像が流された「Nice Boat.」事件が有名

「タモリ倶楽部」で有名になった鉄道マニアっぷり

 フジテレビ「ユアタイム」でメインキャスターに抜擢されたモデルの市川紗椰さんもトップクラスの鉄道アイドルとして知られる。松井さん同様、市川さんも『タモリ倶楽部』に出演を果たしており、番組内で筋金入りの鉄道ファンが認定される”タモリ電車倶楽部”の会員22番に名前を連ねている。

また、彼女が鉄道の魅力について語る記事もたくさんありましたので、そちらのリンクも紹介しておきます。

相撲への愛も半端ない“スー女”な一面も

こちらも相撲についての愛を御覧ください。

恋人よりもフィギュアをとる?

ガンプラやフィギュアのコレクターでもある彼女。家に眠っているという、ユニコーンのパーフェクトグレードはもう作ったんでしょうか。

興味津々の上田は、自宅の一部屋がフィギュア含めクリアファイルコレクションなどのヲタクグッズの展示用となっているという市川に「じゃあさ、将来すっごい好きになった人がいたとして、経済的に6畳1間で生活する状況になったらフィギュア捨てれるか?」と質問。
市川は「フィギュアは実物資産なんですよ、価値が上がるかもしれない。投資と考えれば持っておいた方がいい」と即答し、熱弁。最後に上田が「『俺とフィギュアどっち取るんだ!?』ってなったら?」と究極の質問を投げかけると「フィギュアの方が先に出会ってるので」と繰り返し、あくまで“趣味>恋人“となる恋愛観にすっかりMC陣はお手上げになっていた。

ダイアモンド☆ユカイは“電球フェチ”

個性的なキャラクターでバラエティ番組でも活躍する歌手のダイアモンド・ユカイ。彼はなんと電球好き!彼が電球の魅力を語る下の連載記事の第1回目では、電球のラインこそ理想なんだとか。マニアというよりフェチ、いやもう変態ですね(笑)。最高です!

電球は点灯させないんだよね。点灯させないで見てるのが好きだからさ。
 最大の楽しみは、テーブルの上に電球をたくさん並べて、それを眺めながら酒を飲むことだね。
 俺にとって電球は最高のつまみなんだよ。

篠原ともえは“天文マニア”

かつて強烈なキャラクターで“シノラー”というフォロワーを大量に生み出し一世を風靡した篠原ともえ。最近はすっかり落ち着きましたが、それがまた大人の女性としての魅力が再評価されつつあります。元天文部の彼女は小惑星を発見し自分の名前をつけるほどの天文好きですが、その他にもカメラや寺社仏閣といった趣味を持ち、サブカル女子としてもその才能を発揮しています。

高校時代は天文部に所属し、最近では天文宇宙検定3級(星空博士)、星空準ソムリエを取得し、“宙(そら)ガール”としての活動も活発。
2014年には、小惑星番号14555が“14555Shinohara”として国際天文学連合によって命名され認定されるという快挙も……!

カメラ歴20年の“カメラ女子”な一面も

――これまで篠原さんの生活の中で、カメラとの接点って何かあったのでしょうか?

実はカメラ歴20年近くあって。“シノラー時代”もカメラを愛用していたんですね。でもカメラに色を塗ったりデコったりして遊んでいて(笑)、そのころから自己流にカメラを楽しむということは好きでした。

香川照之は“昆虫マニア”

虫好きが高じて、NHKEテレの番組で自ら虫になった香川照之。下の記事で紹介していますが、その本気っぷりは半端なかったです。また彼は、ボクシング雑誌で連載を持つほどのボクシングマニアでもあります。最近はボクシング中継のゲストとして呼ばれて、解説者よりもしゃべってますよね。

 打ち合わせの段階から早くもノリノリだった香川さんは、昆虫からたくさんのことを学んで来たと番組スタッフに力説し、
「(昆虫には)生きてるものが学ばなければならない全てが入っている!」
 と、同番組に対する意気込みを真剣な眼差しで語っていた。とにかく昆虫に対するリスペクトと愛が止まらないのである。

吉川晃司は“三国志マニア”

下の記事は、人気シミュレーションゲーム「三国志」のテーマソングを作成し、ゲーム中にキャラとして登場…という内容ですが、実は彼、昔から三国志をはじめとする歴史好き。「信長の野望」も初代からやっているほどなんだとか。ちなみに彼が好きな三國志の武将は曹操、馬超、呂布だそうです。

このテーマソングは、かねてより古代中国の歴史に深い関心を寄せ、英雄たちの生き方を人生の指南役としてきたという吉川が、「三国志」への想いを込めて書き下ろし、ドラマ「下町ロケット」の撮影の合間を縫ってレコーディングされた楽曲。

叶美香(with恭子)は“ジョジョにハマり中”

カルト的な人気でアニメ化もされた「ジョジョの奇妙な冒険」にハマっている美香さん。コスプレにもチャレンジし、恭子さんにも布教活動を行っていましたが、ついに冬コミにも来場、大騒動となりました。ジョジョファンの反応も好意的で、今年の夏コミにも参戦表明をしています。ちなみに

彼女は以前から『ジョジョ』好きをブログで発言していて、その内容がディープで的確なため、真性の『ジョジョ』ファンとして認められています。そのオタクっぷりが今回のコスチューム写真にもにじみ出ているのではないでしょうか。

姉の叶恭子にも布教活動

『ジョジョの奇妙な冒険』好きだと発覚した叶姉妹の妹・美香さんが、姉・恭子さんへの“ジョジョ布教”を開始し、その動向に注目が集まっている

コミケにも姉妹揃って参加

もともと姉妹揃ってジョジョファンであることを公言していて、『叶ファビュラスな(キスマーク)ジョジョ交流会』の構想も明かしていたぐらいです。“ガチ”なジョジョ好きであることは多くのコスプレ写真からもわかるし、“付け焼刃感ゼロ”だったことも、ジョジョファンの熱い支持を得た理由でしょう

まだまだたくさんいるのですが、このへんで。特にアニメ・漫画関係は本当に多くて、紹介しきれないほどだったのでほぼ割愛してしまいました。「ファミコン好きの氷川きよし」や「ビニ本コレクターの谷村新司」なども紹介したかったのですが、またの機会に。本業以外でもこれだけの情熱を注ぎこめられる、芸能人のパワーってすごいですね。