特集2017年5月3日更新

こんなものまで?こんなことも?自販機特集

飲み物や軽食などがいつでも手軽に買える「自動販売機」。近年では様々な進化を遂げ、一般的ではありませんが、「こんなものも!?」と思わせるような商品が国内各地の自動販売機で売られています。今回は遊び心たっぷりの国内の変わった自動販売機についてまとめてみました。

世界初(?)時代の先をゆく自動販売機

今では様々なものが売られるようになった自動販売機。各企業が最先端の技術やインターネットを駆使し、世界初(?)とも言われる商品を続々と販売開始しています。

「ふるさと納税」ができる自動販売機

東京都中央区、銀座一丁目駅には都内にいながら国内各地域の飲料を購入することが出来ると同時に、簡単にそれらの地域の「ふるさと納税」が行える自動販売機が設置されています。

都内にいながら国内各地域の飲料を購入することが出来ると同時に、自動販売機本体または飲料に貼られたQRコードまたはICタグをスマートフォン等で読み取ると、飲料を提供する地域のふるさと納税情報を掲載するサイト「ふるさとチョイス」へつながります。これにより、WEB上で寄附の申込み~クレジットカード決済(自治体により納付方法は異なります)が可能となり、ふるさと納税を手軽に行える仕組みとなっております。

実際の申し込みなどはWEB上で行うこととなりますが、この自動販売機や販売されている飲料を通じて、ふるさと納税の地域を知るきっかけになりますね。

日本初のラテアートが描ける自動販売機

あぶらとり紙で有名な「よーじや」。羽田空港第2ターミナルにある「よーじや」の店内には、日本初の「ラテアートが描ける自動販売機」が設定されています。ラテに描かれるのは「よーじや」のロゴマーク。SNS映えすることから、旅行気分の延長でフライト前後に利用される人も多いようです。

セルフ操作で簡単!はんこ自動販売機

約5~10分でオリジナルのはんこ・認印・銀行印・実印が、その場で簡単に作れる「はんこ自動販売機」。はんこのタイプは「1行縦」、「1行横」、「2行縦」などの形式、書体も「篆書体」「吉相体」「古印体」などから選べるなどカスタマイズも可能で、急を要する際や、苗字が少ないゆえに既製品ではなかなかすぐに商品が見つからない方に重宝しますね。

変り種、意外なものが売られている自動販売機

飲み物や軽食だけではなく、様々なものが売られている自動販売機。その中でもちょっと変り種だったり、意外なものが販売されている自動販売機を紹介します。

都内に突如現れた「だし道楽の自動販売機」

広島県呉市にあった「うどん屋 だし道楽」の自動販売機。「うどん屋 だし道楽」のだしがペットボトルで売られています。お土産としても人気のあったものですが、話題が広がるにつれて呉市から広島市内、そして東京都内にも設置されるように。しかしまだ設置数も少なく全国区ではないため、突如として置かれた自動販売機の目撃例がSNSでも話題に。

実際に料理で使ってみた人たちから、「使える!」と高く評価するツイートが拡散されています。

現在では都内6カ所を含め首都圏、中部、西日本の40カ所に配置されています。販売されているのは「だし道楽 焼きあご入り」(500ml・700円)と「だし道楽PREMIUM 焼きあご・宗田節入り」(500ml・750円)の2種類です。

CHANELは世界初のリップの自動販売機を設置

4月20日、銀座に新規オープンした銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」内にあるCHANELの店舗に、世界初となるリップの自動販売機が設置されました。遊び心感じる販売方法ですが、高級ブランドの商品が自動販売機で買えるというのは貴重な体験ですね。

店舗に入る前に、向かって左のコーナーに注目!
なんとここには、世界初のリップの自動販売機が設置されているんです!!!
その名も”Lip Gate(リップゲート)”。
タッチパネルに手を触れると……
あっ! 画面が切り替わりました!
購入したいリップを選ぶと、下のスペースから紙袋に入ったリップが出てくるんです。
これはなんてスペシャルな体験……♡

高コスパ!?「ハム・ソーセージのアウトレット自動販売機」

福岡県福岡市にある食肉加工製品・製造・販売を行っている「株式会社 九食」。その本社前にあるコインランドリーや、鳥栖市にある工場横のスペースなどに、同社製造のウィンナーやハムなどが販売されている自動販売機があります。

アウトレットということで、価格が安いと驚きの声も。

「ソーセージの自販機」については、なんと12時間あたり49人もの客が購入するという驚くべき結果に。
しかも設置会社の社長がその売り上げについて「(1ヵ月)80万円くらい行きます」と明かす

まさかの「くさやの自動販売機」

東京都調布飛行場に「あしたば味噌」、「椿油(つばきあぶら)」、「岩のり」など地方の特産品が売られている自動販売機があります。その中でも特に注目なのが伊豆半島の名物である「くさや」。くさいから「くさや」と名づけられたその名のとおり、非常に強い独特の臭気を放つ食品ですが、ちゃんと臭いが漏れないよう施されているとのこと。

謎多き、変な(?)自動販売機

オーナーの意思が反映されてのことなのか何なのか、あまり一般的には考えられないような、謎の商品が陳列された自動販売機の目撃例もあります。

謎に陳列された「たれ」と「つゆ」

2017年の2月、Twitterユーザの方によって投稿された東京都世田谷区にある大塚製薬の自動販売機。写真をよく見るとポカリスウェットなどの定番商品の他に「焼肉のたれ」や「そばつゆ」といったもの、そして一番左下には「しじみ汁」や「甘酒」といった変り種飲料が置かれています。なぜこういった商品が置かれているのかの説明もなく、独特の雰囲気を放っています。

しかし同じTwitterユーザの方が1か月後に訪れた際には、「しじみ汁」や「甘酒」などはラインナップから無くなっており、その枠は空きになっていました。しかしなぜか「焼肉のたれ」と「そばつゆ」については販売が継続されています。需要があるのでしょうか、それとも売れ残り続けているだけなのでしょうか。

このまま謎の商品ラインナップも消えていくのかと思われたものの、4月に再度訪れた際には「焼肉のたれ」「そばつゆ」が健在だっただけでなく、新たに「すっぽん栄養ドリンク」、「トマトソース」、「キムチの素」、「かつおみりん」といった商品が追加。ガムの「Clorets」のボトルタイプも置かれ、もはや何でもありいう状態です。いったいどういった理由で置かれているのかは相変わらず不明ですが、自動販売機内に陳列できるものは何でも売ってしまおうという魂胆がみえます。

東京の秋葉原にある「世にも奇妙な自動販売機」

秋葉原の中心街から少し離れた場所に、何やらとても怪しげな自動販売機コーナーが存在しています。自動販売機の置かれている場所には「今はまさに戦国時代、勝利に向かっていざ出陣。戦国ポテロングで討手でろ!」と理解不能なメッセージが。自動販売機に近づく前から早々に漂う怪しげな雰囲気があります。売られている商品は充電池や玩具の電車の他、「540円 ヘラクレスカブト虫」なるものも。

おそらくこの自動販売機コーナーの、オーナーのメッセージが書かれた紙包みには、中にお菓子などが入っているようです。

心温まる「手作り折り紙の自動販売機」

愛媛県内子町内にある日用雑貨屋「岡野商店」には、ほっこりする商品が売られている自動販売機が。店の前に置かれた自動販売機には「紙風船」、「カエル」、「手裏剣」など、手作りの折り紙が10~50円で販売されています。

商品の折り紙は商店を営む岡野さんご自身で折られているよう。こんなに格安で儲けなんて当然出ないようですが、あまり気にせず遊び心でやられているとのこと。

2008年にtaspo(タスポ)に対応しない自動販売機が利用できなくなり、しばらく捨てるにも捨てられず放置していたのですが、近所の人に「どんぐりでも、小石でも、はめて売ったにゃぁ」と言われ、趣味でやっていた折り紙を遊び心で販売し始めたそう
「10円の折り紙なんて、1分で折らないともうけなんて出ない」と語る岡野さんですが、当然1分では折れないとのこと。遊び心でやられていたのであまり気にしていない様子でしたが、「外の箱だけで10円以上かかっていることに最近気付いた」そうです。自動販売機には「外箱は再利用できるので置いて帰って頂けるとたすかります」という張り紙がされています。値段設定は「自分の折り紙なんて……」という気持ちから。もっと払いたいです……!

様々なものが売られるようになった自動販売機。自動販売機で売られているからこそ、意外でおもしろかったり、便利だったり、あらためてその価値を感じられるものも多くあります。これからもバラエティに富んだ自動販売機の登場に期待してしまいますね。