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OPECプラス、6月会合で増産の可能性低い=ゴールドマン

ロイター / 2024年5月9日 8時54分

 米金融大手ゴールドマン・サックスは5月8日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が6月の会合で減産方針を転換する可能性は低いという見方を示した。写真はサウジアラビア国有石油会社サウジアラムコの備蓄施設。2019年10月、アブカイクで撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)

[8日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは8日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が6月の会合で減産方針を転換する可能性は低いという見方を示した。

在庫が最近上振れしており、同社の予想モデルでは6月に増産が決定される可能性は37%にとどまるという。

リサーチノートで「われわれはOPECプラスで最終的な決定はまだ下されていないと解釈しているが、サウジアラビアの供給量は7月も日量900万バレルで横ばいを見込む」とした。従来予想は920万バレルに増加するとしていた。

北海ブレント先物はほとんどのシナリオで1バレル=75─90ドルで推移し、来年には平均82ドルになると予想した。

ブレント原油は8日、84ドルを割り込んだ。

ロシアのノバク副首相は7日、OPECプラスの増産に関する議論は行われていないと述べた。

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