ガザ市民の安全確保、イスラエルやエジプトと協議＝米大統領補佐官

　１０月１０日、米国のサリバン大統領補佐官（国家安全保障担当、写真）は、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの市民の安全確保についてイスラエルやエジプトと協議していると述べた。写真はワシントンで撮影（２０２３年　ロイター／Jonathan Ernst）

Steve Holland　Kanishka Singh

[ワシントン １０日 ロイター] - 米国のサリバン大統領補佐官（国家安全保障担当）は１０日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの市民の安全確保についてイスラエルやエジプトと協議していると述べた。

サリバン氏はホワイトハウスでの記者会見で「われわれはこの問題に集中しており、協議が行われている」と説明。「詳細については関係機関が議論しており、現時点では公にはしたくない」と述べた。

ガザで民間人の犠牲者が出ていることについての質問に、「民間人を意図的に標的にすることはない」とし、「軍事作戦が法の支配と戦時国際法に基づき行われるよう努めている」と述べた。