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バイデン氏、イスラエル首相と長年の意見相違示唆 支援も強調

ロイター / 2023年12月12日 12時13分

 12月11日、バイデン米大統領(写真)は、イスラエルのネタニヤフ首相との複雑な関係について言及し、首相が厳しい立場にあるとしたほか、長年にわたる意見の相違を示唆した。写真はホワイトハウスで行われた「ハヌカ」を祝う会での同大統領。ワシントンでの代表撮影(2023年/ロイター)

Jeff Mason Trevor Hunnicutt

[ワシントン 11日 ロイター] - バイデン米大統領は11日、イスラエルのネタニヤフ首相との複雑な関係について言及し、首相が厳しい立場にあるとしたほか、長年にわたる意見の相違を示唆した。

バイデン氏は、ホワイトハウスで行ったユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝う会で演説。

かつて、2人が撮影された写真に「ビビ(ネタニヤフ氏の愛称)、あなたを愛しているが、言うことには賛成できない」と記したことに触れ、「今も同じだ」と発言。イスラエルは「厳しい立場」にあり、「イスラエルの指導者らとは意見が異なる」と述べた。

バイデン氏は、ネタニヤフ氏との間にどのような相違点があるかについて詳しく説明しなかった。だが、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘やパレスチナ人の扱いなどを巡り、意見の溝は埋まっていない。

バイデン氏はユダヤ人出席者に対し、独立したユダヤ人国家へのコミットメントは揺るぎないと語り、「イスラエルがなければ安全なユダヤ人は世界にいなかっただろう」と語った。

また、ハマス根絶までイスラエル支援は続けるが、イスラエルの安全保障を巡って世界の世論が変化する可能性があるとし、「注意が必要だ」と訴えた。

さらに、米政府はガザで拘束されている人質を解放し、パレスチナ人への人道支援を加速させるとしたほか、「イスラエルの友人には市民の生活を守る必要があることを強調する」と述べた。

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