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SWF、第4四半期に株式から資金引き揚げ=イーベストメント

ロイター / 2020年2月14日 9時9分

[ロンドン 13日 ロイター] - イーベストメントが13日公表したデータによると、政府系ファンド(SWF)の外部の資産運用担当者を通じた株式投資は、2019年第4・四半期に減少した。

外部の資産運用担当者が管理する世界株式戦略ファンドからは第4・四半期に48億5000万ドルが流出。それまでの2四半期は資金が流入していた。新興国市場株式は18億7000万ドルの流出となった。株価が最高値を更新し続ける中、予想外の資金流出となった。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの試算によると、SWFの世界株式への投資は、外部の資産運用担当者を通じた投資も含めて約3兆ドルで、最大級規模。債券への投資はその半分程度。

イーベストメントのリサーチ部門代表、ピーター・ローレリー氏は、様々なファンドマネジャーが様々なSWFの資産を運用しており、そうしたデータをまとめたものだが、世界株式と新興国株式両方、パッシブとアクティブ両方で、株式へのエクスポージャーを減らす傾向がみられる、と説明した。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの政策リサーチ部門代表、エリオット・ヘントブ氏は「データの説明として、一部のSWFでリスクオフを進め、株式の利益を確定する動きが出ていることが挙げられる。ただ、そうだと断定するのは時期尚早だ」と語った。

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