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【500人に聞いた】洗濯の「外干し」「部屋干し」多数派はどっち? 今すぐ試せる洗濯ストレスの解消ワザ

オールアバウト / 2024年5月2日 20時35分

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洗濯を乾かす際の方法として一般的な「外干し」「部屋干し」ですが、果たしてどちらが多数派なのでしょうか。All About ニュース編集部が実施したアンケートの結果と併せて、それぞれのメリット・デメリット、専門家による洗濯ストレス解消ワザを紹介します。

日々追われる家事の中でも、工程が多く厄介なのが洗濯。ちまたではラクに行うためのさまざまなアイデアが紹介されています。その中で意見が分かれるのが「洗濯物の乾かし方」。大きく分けて「外干し」「部屋干し」の2種類の方法がありますが、一体どちらが多数派で、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

そこで、All About ニュース編集部は全国の10~70代の男女500人を対象に「外干しと部屋干し」についてアンケートを実施。集まったコメントと併せて、それぞれの干し方のメリットとデメリット、デメリットの解消法を紹介します。

「外干し」VS「部屋干し」、多数派は「外干し」に!

「洗濯物を乾かす際に普段から行っている方法」を聞くと、47%が「外干し」と回答。39%が回答した「部屋干し」を抑え、最もポピュラーな方法となりました。

「外干し」派に理由を聞くと、「光熱費はかからないし、カラッと乾く。部屋干しの嫌な臭いもしない」(50代女性/神奈川県)、「乾きも早いし洗濯物がパリッとして気持ちいい」(30代女性/愛知県)といった声が。光熱費や乾きの早さ、臭いといった点が外干しを選ぶ決め手となっているようです。

一方「部屋干し」を選んだ人からは、「天候や花粉に左右されることなく干すことができる」(20代女性/広島県)、「防犯対策のために部屋干ししています」(10代女性/神奈川県)といったコメントが。天気や花粉など、予測が難しい要素にも対応できることが、部屋干しを選ぶ理由のようでした。

洗濯物を乾かす際に気にしていることランキング
併せて、「洗濯物を乾かす際に気にしていること」についても調査を実施。2位が178票を集めた「臭い」、1位が203票を集めた「天候の変化」となりました。

2つの調査から分かるように、「外干し」「部屋干し」にはそれぞれ異なる長所があり、解消できる悩みも異なります。ここからは、それぞれの方法のメリット・デメリットについて、回答者からのコメントを交えながら深堀りしていきましょう。

イヤな臭いはしないけど……天気や花粉が気になる「外干し」

「外干し」のメリット・デメリットは?
外干しのメリットとして、アンケート回答者から多く集まったのは以下のような声でした。

●スピーディーに乾き、イヤな臭いがしない
「カラッと乾いて気持ちが良い」(30代女性/福岡県)など、「乾きの良さ」に言及するコメントが多く集まりました。晴れた日に洗濯物を外干しすることでスッキリと乾き、生乾きのイヤな臭いも抑えられるため、気持ちよく衣服を着用できそうです。

●電気代の節約になる
「電気代をかけずに乾かすことができる」(30代女性/熊本県)と、電気代の節約をメリットとして挙げる声も目立ちました。

一方、外干しには以下のデメリットがあるという声も挙がりました。

●花粉や黄砂、害虫などがついてしまう
「花粉や黄砂の時期は外干しすると影響が出ます」(40代女性/奈良県)といった声もあるように、飛散物や害虫が付着してしまうのは外干しのデメリットの1つ。中には、「カメムシが靴下の中に入っていて、それを履いてしまったことがある」(40代女性/兵庫県)といった恐ろしいエピソードも……。対策として、「無害の虫よけ」「空間用虫よけ」を使用しているという人もいるようです。

●天候の影響を受けやすい
突然の雨やひょう、強風など、天候の変化はなかなか予測が難しいもの。外干しはこれらの影響を受けやすい点もデメリットの1つです。回答者からも「急な雨でびしょ濡れになり洗濯し直した」(40代女性/栃木県)といったエピソードが寄せられました。少しでも影響を受けないようにと、天気予報をこまめにチェックしている人も多いようです。

上記のほかにも、「防犯面が不安」「取り込む際の移動が手間」とった声も挙がりました。

電気代がかからず、気持ちよく衣類を着用できる点は外干しの魅力。一方、天気や害虫、花粉など、予測が難しい要素に影響を受けやすいという短所もあるようです。

どんな天気でも干せるけど……臭いが気になる「部屋干し」

「部屋干し」のメリット・デメリットは?
一方、「部屋干し」はどうなのでしょうか。まずはメリットから見ていきましょう。

●天候や飛散物などに左右されずいつでも干せる
「天候の影響を受けにくく、急に雨が降っても大丈夫」(20代男性/福島県)といった声からも分かるように、天気に左右されない点は部屋干しの最大のメリットといえそうです。天気以外にも、花粉など飛散物や害虫も防ぐことができます。

●人目を気にしなくてよく、防犯になる
外ではなく室内に干すことで人目を気にする必要がなくなるため、防犯になるという声も。実際に「女性の1人暮らしの部屋だと知られない」(30代女性/北海道)といった意見も寄せられていました。

上記のほかにも「乾燥が防げる」「手軽に洗濯物を取り入れできる」といった意見もありました。

一方で、以下のようなデメリットがあるという声も。

●乾きが悪く、臭いが気になる
部屋干しが外干しに適わない点と言えば、やはり「乾きの良さ」。「生乾きの匂いがして、着ていて不快だった」(30代男性/東京都)といった声も挙がるなど、多くの人にとって悩みとなっているようです。対策としては「部屋干し用の洗剤を使う」「間隔をしっかり開けて干す」といったものが挙げられていました。

部屋干しのデメリットは家電でも解消可能?

寄せられた回答の中には、「臭い対策」として「エアコン」「サーキュレータ―」「除湿乾燥機」などの家電製品を使うという声も。そこで今回は、家電を用いた正しい対策方法を「All About」白物・美容家電ガイドの田中真紀子さんに教えていただきました。

田中さん:「洗濯物の生乾き臭の原因は、モラクセラ菌という湿気を好む雑菌が繁殖することによるもの。特に生乾きの状態が5時間を超えると大量繁殖が進み、不快なニオイを発します。そのため洗濯物は5時間以内に乾かしたいところですが、湿度が高い季節は、室内干しではなかなか乾かないことも。そこで活用したいのが、サーキュレーターや衣類乾燥除湿機です。

サーキュレーターや扇風機の風を洗濯物に当てると、水分の蒸発が促進されるため、乾燥時間を短縮することができます。ただし蒸発した水分はそのまま室内に漂っているため、室内の湿度が上がってカビの原因になったり、再び洗濯物に戻ってしまうことも。そのため室内の湿気を取り除く除湿機の併用がおすすめになります。

しかし、2つの家電を併用するのは少し面倒……そう感じる人もいるかと思います。そこでおすすめしたいのが、除湿機能と送風機能が1台になった衣類乾燥除湿機。洗濯物に風を当てて蒸発を促すと同時に、周囲の湿気を取り除くので、乾燥時間を短縮すると同時に、室内もカラッと快適な状態を保ってくれるのです。

なお、衣類乾燥除湿機には、高温時に効率的に稼働し、消費電力が少ないコンプレッサー式、気温に左右されにくいデシカント式のほか、双方のメリットを生かし、一年中パワフルに除湿できるハイブリッド式と3つの方式があります。どれが適しているかは使用環境などによって変わってきますので、価格や消費電力を見比べながら検討してみてください」

天候や害虫という予測不能な要素への対応力に優れた部屋干し。臭い問題という大きなデメリットも、家電などの活用で対策することが可能といえそうです。

いかがでしたでしょうか。それぞれにメリット・デメリットがある「外干し」と「部屋干し」。自分の生活スタイルに合わせて、最適な方法を考えてみてくださいね。

この記事の回答者:田中 真紀子
白物家電、美容家電の専門家兼ライターとして活躍。日々発売される新製品をチェックし、製品の紹介記事やレビュー記事を雑誌やWeb、新聞などで紹介している。日常的にも話題の新製品を使うことで、ライフスタイルに合わせた選び方や、上手な採り入れ方の提案も行っており、テレビ出演も多数。
(文:All About ニュース編集部)

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