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重さ約12kgの折りたたみ式電動バイク「smacircle S1」 新たな移動手段になりえるか?

バイクのニュース / 2020年9月4日 19時0分

クラウドファンディングサービス「kibidango」を運営するきびだんご株式会社は、折りたたみ式の電動バイク「smacircle S1」のメディア発表会を開催しました。どのような特長があるのでしょうか。

■近未来的デザインの最新折りたたみ電動バイク

 クラウドファンディングサービス「kibidango」を運営するきびだんご株式会社は、折りたたみ式の電動バイク「smacircle S1」のメディア発表会を開催しました。

 海外のスタートアップやクリエイターの日本進出プロジェクトを運営する「きびだんご海外面白商品探検部(きびたん)事業」を通して、日本への導入が予定(目標金額2300万円達成で導入。1台13万5000円から)されているスマサークルS1は、カーボンフレームや小型のインホイールモーターの採用により車重約12kgを達成した折りたたみ式の電動バイクです。

 今回の発表に際し、きびだんごの担当者はスマサークルS1についてつぎのように話します。

「これまできびだんごでは200以上の海外プロダクトを日本国内に導入してきましたが、今回はこのスマサークルS1に力を入れてみようということになりました。

 ボディの中にホイールを畳んで収納し、バッグに収まるサイズになるスマサークルS1は、2017年ごろにアイディアが出たもので、当時ネット上に情報が流れた際に実現は不可能だねと言われていました。

クラウドファンディングサービス「kibidango」に登場した「smacircle (スマサークル)S1」(※右は暫定の公道仕様のため、日本導入時は仕様が変わります)

 ところが3年ほど経過し、2020年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー/電子機器の見本市)で発表し、イノベーション・アワードを獲得しています。

 日本の公道を走るためには道路交通法に準拠した仕様にする必要があるため、クラウドファンディングの目標金額は2300万円に設定しました。現在、プロジェクト開始から約10日ほどで1500万円まで到達しています。

 また、デザイン面においては映画“トロン”に登場するバイクのような近未来的なものとなっていますが、実は汚れたホイールが内側に収納されるなど、かなり合理的なものとなっています。シートを兼ねたバッテリーも一般的なACアダプターで充電できるため、非常に手軽になっています。

 そのほか、スマサークルS1はスマートフォンとの連携により、スピードの表示、ライトの操作、バッテリーの状態、ロックなどを行うことも可能です。

 なお、2020年6月に発売したスマサークルS1は現在、北米、オーストラリア、シンガポール、インドネシア、韓国の5カ国で展開されています」

※ ※ ※

 3時間の充電で最大20kmの走行が可能なスマサークルS1は、スタート時に搭乗者が足で地面をキックしスタート。右手親指部にあるスイッチを押し上げることで加速していきます。また、左手親指部に備えられたブレーキは電気式を採用し、モーターを逆回転させることで停止することができます。

クラウドファンディングサービス「kibidango」に登場した「smacircle (スマサークル)S1」。エアレス小径ホイールのため独特の乗り味となっています

 なお、スマサークルS1の操作性は一般的なバイクと異なり、エアレス小径ホイールのため、キックボードにも似た乗り味となっています。

 残り800万円ほどの支援で日本へ上陸するスマサークルS1。既存の電動バイクとはまた違う魅力を持つこの一台が市場にどのような影響を与えるのか、期待したいところです。

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