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アレクサンダー・スカルスガルドが物憂げな表情見せる『インフィニティ・プール』場面写真

cinemacafe.net / 2024年4月7日 13時0分

ブランドン・クローネンバーグ監督最新作『インフィニティ・プール』より新たな場面写真が解禁された。


『パラサイト 半地下の家族』の配給会社NEONが製作を手掛けた本作は、クールなルックスで大人気のスカルスガルド兄弟の長男アレクサンダー・スカルスガルド(『ターザン:REBORN』「ビッグ・リトル・ライズ」)とミア・ゴスが初共演し、全米スマッシュヒットを記録した注目作。


本国ではスランプに陥り徐々に堕落していく作家ジェームズを演じたスカルスガルドの体当たりの熱演と、そんな彼を奇妙で恐ろしい世界に誘う女、ガビ役のミア・ゴスによる怪演が大きな話題となった。


主演を務めたアレクサンダー・スカルスガルドは、1976年生まれのスウェーデン出身の俳優。父は、『ドラゴン・タトゥーの女』『マイティー・ソー』など数々の映画に出演しているステラン・スカルスガルド。『ニンフォマニアック』ではアレクサンダーより早くミア・ゴスとの共演を果たしている。四男ビルは『シンプル・シモン』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で注目を集め、つい先日リメイク版『ザ・クロウ(原題)』での主演が発表されるなど、引く手あまた。さらに次男、五男も俳優という芸能一家の出身だ。


長男アレクサンダーは、7歳から子役として活躍し、HBOドラマ「トゥルーブラッド」(08-14)での演技が評価されスクリーム・アワードの最優秀悪役賞を2010年から2年連続で受賞。父と共演を果たしたラース・フォン・トリアー監督作『メランコリア』ではハンプトン国際映画祭でBreakthrough Performer賞を受賞。2017年にはメリル・ストリープやニコール・キッドマンと共演したドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」でエミー賞とゴールデン・グローブ賞の両方で助演男優賞を受賞した。『ターザン:REBORN』『ゴジラVSコング』などのハリウッド大作で主演に抜擢される一方で、『メイジーの瞳』『ディス/コネクト』などのメッセージ性の強いドラマ作品へも意欲的に出演し幅広く活躍している。


194cmの高身長に鍛え上げられた肉体、そしてその甘いマスクにも関わらず、『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』では衝撃的なヘアスタイルを披露したり、本作においても、その鍛えられた腹筋を惜しげも無く曝け出し、首輪を着けて身も心もボロボロにされ堕ちていく男を見事に体現した。


ブランドン・クローネンバーグ監督はそんな彼について「アレクサンダーはとても心が広く、優しい素敵な人です。本作はインディペンデント作品ということで時間もなく、常にバタバタしていて、お金もないような現場でした。そういった現場の場合、役者も制作チームに寄り添ってくれる人が望ましいですが、アレクサンダーはそういった面も持ち合わせています。ご存知の通り、彼はハリウッド大作の主役を張れるような美貌と才能を持ち合わせていますが、彼自身はルックスを全く気にしないような人です。どんどん変貌していく役も全く恐れないので、とても興味深い役者だと思いました」とコメントしている。


そしてこの度、本作のアレクサンダー・スカルスガルドを捉えた新たな場面写真が解禁。解禁された写真では、物語の舞台となる美しいリゾート地でサングラスに白シャツで佇むなんとも絵になる一枚。砂浜の日陰で寝転びながら物憂げにこちらに目線を向けている一枚も。さらにはこれまでと雰囲気が変わり、着衣もなく何かドロドロしたものを口に含んでいるショット。


果たして彼の身に何が起きたのか、どう堕ちていくのか…? 物語の行方が気になる場面写真となっている。


『インフィニティ・プール』は新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。




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