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『シティーハンター』冴羽リョウが特別対談!鈴木亮平&神谷明「今がベスト」実写化を語る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月26日 7時30分

神谷:確かに今作のリョウちゃんの衣装も、みんながよく知っている感じではない。でも漫画ではこんな感じでしたよね。

鈴木:はじまり、という意味でも、今回は北条司先生が描かれた原作漫画のイメージを意識しています。

シリアス、コミカル、色気……いまだから演じられた

Q:以前から鈴木さんが「シティーハンター」を実写化したいと聞いていた神谷さんは、鈴木さんにリョウを演じるうえでアドバイスはされたのですか?

神谷:アドバイスは特にしていませんね。とにかく亮平くんがこの作品を作ると聞いたときは、楽しみでしょうがなかった。亮平君と知り合ってから結構な時間が経ちますが、いろいろな作品を観ていて、どんどん大きくなっているなと思っていました。とても怖い役から、コメディに近いものまで、まさにリョウちゃんの振り幅のように多彩で、期待しかなかったですね。

鈴木:ありがたいです。嬉しいです。僕はシリアスな作品とコミカルな作品を敢えて選んでやっていたわけではないのですが、例えば『HK/変態仮面』をやっているときには「冴羽リョウをやるなら、こんなことで恥ずかしいと思っていたらダメだな。リョウちゃんだって裸踊りするから」とか、シリアスな役やアクションのときは「リョウだったらどうするかな、さっきの発声はリョウっぽいな」と思いながらやっていました。

神谷:確かに『変態仮面』は二面性ですよね。やっぱり彼の作品の変遷を見ていると、ちょうどいいタイミングだったのかもしれませんね。リョウの場合は多面性ですけどね(笑)。

鈴木:シリアスだけでもダメだし、コミカルだけでもダメ、色気も少しないとダメ。今までやってきたものがすべて必要だったなと思います。その意味で、ある程度年齢を重ねないと表現できない人物だったのかなと。

Q:鈴木さんは神谷さんの演じるリョウを意識されていたのですか?

鈴木:実は今回撮影に入る前は「神谷さんの声に近いものにはしないぞ」という意気込みだったんです。でもやっぱり演じてみると冴羽リョウのセリフは「神谷節」以外では言えない (笑)。「もっこりちゃん」とセリフに書いてあったらやっぱり神谷さんの言い方になってしまう。

神谷:シリアスもそうでしたが、特にコメディの部分はね。先にやったもの勝ちですね(笑)。

鈴木:撮影が終わったあと、もう1度アニメを観返したのですが、やっぱり神谷さんの声の入れ方ってすごい。声の高低だけであれだけの表現ができるんですからね。あらためてすごさを感じました。

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