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「おっパン」城桧吏が中国映画初参加にしてトリプル主演!青春群像劇で自閉症の少年役

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月26日 5時2分

 映画『万引き家族』などの城桧吏(17)が、中国映画初参加にしてトリプル主演を務めることが明らかになった。タイトルは、17歳の少年少女の青春を描く『最好的朋友』(邦題:ベストフレンド)。城が演じるのは自閉症の少年・夏天(シャー・テン)で、唯一の日本人キャスト。同作は中国赤十字、中華慈善総会の支持を得て制作される。4月20日に現地で制作が発表され、城が同日クランクインを迎えた。

 今年1月期に放送され反響を呼んだドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」も記憶に新しい城。初の海外作品出演となる『最好的朋友』で演じる夏天は、父親に外に出ては危ないからと家に閉じ込められ、外界との接触があまりないせいか、イノセントな心を持つ役どころ。学校嫌いの17歳の高校生・趙飛(楊智赫)が、同級生の夏秋(段奥娟)と親交を深める中、彼女の自閉症の弟である夏天(城)とも知り合い、互いに衝突しながら理解を深めていくなかで自分に欠けていたものを見つけていく。

 メガホンをとるのは、本作が初長編作品となる宋卓非。アメリカのチャップマン大学映画製作専門撮影学科を卒業し、ハリウッドの写真家ジョニー・ジョンソンに師事。撮影監督を務めた短編映画『カメレオン(英題)/Chameleon』はヒューストン国際映画祭でプラチナ賞を受賞している。『LOVERS』(2004)、『王妃の紋章』(2008)などで美術を手掛けた霍廷霄がチーフプロデューサーを務めるほか、映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(2018)、『キングダム』(2019)シリーズのプロデューサーを務めた高秀蘭もスタッフに名を連ねる。(編集部・石井百合子)

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