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「2024年度グッドデザイン賞」の応募受付を4月1日(月)から開始

Digital PR Platform / 2024年4月1日 14時10分

1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998−2002年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事、「豊島横尾館(美術館)」、「女神の森セントラルガーデン(ホール・複合施設)」、「JINS PARK」「ドバイ国際博覧会日本館」「東急歌舞伎町タワー」など。ロレアル賞奨励賞、JCDデザイン賞奨励賞(2005)、AR Awards(UK)優秀賞(2006)、ARCHITECTURAL RECORD Award, Design Vanguard(2012)、JIA新人賞(2014)、山梨県建築文化賞、JCD Design Award銀賞(2017)、東京建築賞優秀賞(2018)、WAF部門優秀賞(2022)。現在、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」、大阪・関西国際博覧会ではパナソニックパビリオン、ウーマンズパビリオンなどの計画が進行中。

デザインの力の向かう先
昨年、私は「デザインの力を信じているか」という問いをめぐってメッセージを書きました。
今年は、そこから一歩進めて「デザインの力の向かう先」について考えたいと思います。

2023 年度のテーマは「アウトカムがあるデザイン」でした。そして、受賞作品全体の傾向、潮流から導き出されたのが、今年度のテーマである「勇気と有機のあるデザイン」。有機的に分野を超えてしなやかに連携しながら、勇気を持って踏み出す、そんな姿がイメージされます。その一歩を踏み出す方向がどこに向かっているのか。それがとても重要です。

最初に踏み出す先が、果たしてより良い未来に向かう道につながっているのか。方向を間違えばそれは大いなる労力の無駄遣いになってしまう可能性もあります。私たちはたくさんのアイデアを出し、デザインを決定します。それゆえに資源の無駄遣いと同じくアイデアの無駄遣いは見直すべきです。1 人の人間が考えられる量は時間的、質的にも限界があり、デザインの力を最大限発揮し大きく歩を進めていくには、方向を正しく見定める必要があります。一方で正しき道とはどちらなのかという難しい問いもあり、それを見定めていくには、トライ&エラーを繰り返しながら模索していくしかないというのも事実です。

いずれにしても多くの労力をかけなければ正しき道を見つけられず、そこからまた沢山の労力をかけてデザインをし、やっとゴールを目指すしかありません。1 人では限界はそこまでですが、多くの人のトライ&エラーが共有されればもっと早くそして遠くにゴールを設定することができるはず。それがこの賞の意義だと考えています。

皆でアイデアを寄せ合い、そのプロセスを共有し、他の誰かのヒントになる−−今年のグッドデザイン賞がそうした場になることを願っています。「勇気と有機のあるデザイン」をテーマに、デザインプロセスの中で、どのように困難に立ち向かい有機的に勇気を持って乗り越えたのか、ぜひ応募作を通じて共有していただければと思います。







本件に関するお問合わせ先
・報道関係者のお問い合わせ
公益財団法人日本デザイン振興会 広報窓口
E-mail:press@jidp.or.jp

関連リンク
グッドデザイン賞サイト
https://www.g-mark.org/


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