「酷すぎる」 U-23日本が悪質タックル被害…足削ったUAEの反則物議「最低なファウル」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月20日 6時10分
■U-23アジア杯グループB第2節が開催
U-23日本代表は現地時間4月19日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ第2戦のアラブ首長国連邦(UAE)戦に臨み、2-0の勝利を収め8強進出を決めた。日本が主導権を握ったこの試合では、後半途中からUAEのラフプレーが頻発。とりわけ、アフタータックルを見舞った場面にSNS上では非難の声が殺到するなど、物議を醸した。
序盤から攻勢に出た日本は前半27分、左コーナーキックを逆サイドまで振ると、MF山本理仁が中央にクロスを入れ直してDF木村誠二がヘディングシュートを叩き込み先制。貴重な1点を奪った。後半も主導権を握ったなかで同21分、DF大畑歩夢がクロスを入れるとニアサイドに走り込んだMF川﨑颯太がヘディングで流し込んで2点目を決めた。
日本対UAEが行われる前には同組の韓国と中国の試合が実施され、2-0の韓国勝利で終了。中国、UAEの予選敗退と日本、韓国のベスト8入りが決定し、韓国と勝ち点、得点、失点の数字がすべて並んだ状態で1位通過を掛けたグループリーグ最終戦(22日)に臨むことになった。
UAE戦では日本が優位に試合を運んだ状況から、次第に相手の悪質なファウルが続出。とりわけ、SNS上を震撼させたのが後半23分のワンシーンだった。自陣でボールを奪った日本が攻めに転じたなか、ドリブルでボールを運ぶMF荒木遼太郎に対してDFハミス・アル・マンスーリが遅れる形でスライディングタックル。危険な接触で主審はイエローカードを提示した。
スロー映像を見ると、マンスーリはあからさまに荒木の足を削りに行っているのが確認でき、極めて悪質な反則だった。幸い、荒木は大事には至らなかったが一歩間違えれば大怪我につながりかねない場面だっただけに、SNS上では「最低なファウル」「酷すぎる」「汚いプレー」「卑怯者を退場させろ」などと怒りの声が続出する事態に発展していた。(FOOTBALL ZONE編集部)
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