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韓国人元Jリーガーが母国育成システムに持論「日本のように若い選手の育成に気を遣わないと」

FOOTBALL ZONE / 2024年5月9日 7時20分

■かつて仙台でプレーしたキム・ウンジュン氏が主張

 韓国はU-23アジアカップでベスト8敗退を喫し、9大会連続で続いていた五輪出場を逃した。韓国サッカー界関係者は、育成システムを再編する必要があると考えているようだ。韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」が伝えた。

 韓国はグループリーグ第3戦で日本を破るなどB組首位で決勝トーナメントに進出。しかし、準々決勝インドネシア戦では退場者を出して数的劣勢を強いられると、なんとか延長戦、PK戦まで持ち込んだものの、最終的にPKスコア10-11で敗れ、ベスト8敗退でパリ五輪出場を逃した。

 10大会連続の五輪出場を逃した韓国に対し、日本が8大会連続の五輪出場を決めたこともあり、韓国国内では母国サッカー界の課題を指摘する声が相次いでいる。

 そのなかで、2003年にJリーグのベガルタ仙台でプレーし、現役時代に日中韓のリーグを経験した元韓国代表FWキム・ウンジュン氏は、日本の育成体制を引き合いに出している。

「8年ぶりにU-23アジアカップで優勝した日本は、U-21世代で構成されたリーグの結成を計画している。日本は成果を出したが、次の準備をしている。韓国にもいい素材は引き続きいる。我々も早くU-21世代のリーグを導入し、若いタレントを育成することに気を遣わなければならない」

 U-20韓国代表を率いた経験を持つキム・ウンジュン氏は、育成の重要性を訴えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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