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山本由伸は「ファンタスティック!」 指揮官が2度繰り返す…大絶賛した“切り替え”

Full-Count / 2024年5月8日 14時17分

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

■先頭打者に被弾も…自己最長の8回を投げ2失点の好投

■ドジャース 8ー2 マーリンズ(日本時間8日・ロサンゼルス)

 ドジャース山本由伸投手が7日(日本時間8日)、本拠地マーリンズ戦に先発し、自己最長の8回を投げ、5安打5奪三振2失点で4連勝を飾った。本拠地では初勝利。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「初球をチザムJr.にホームランされてしまったけど、リセットした」と2度繰り返した。

 山本は初回、初球をチザムJr.にはじき返され、先頭打者弾を許したが後続を断った。2回から5回までゼロを並べた。初球から19球連続ストライクをマークするなど、97球を投げて73球がストライク。抜群の制球が光った。

 試合後、ロバーツ監督は「ファンタスティック! ファンタスティック!」と2度繰り返し大絶賛。「最初の30数球のうち、29球がストライクだったと思う。先頭打者ホームランで崩れず、相手の積極性を逆手にとった」と賛辞を止めなかった。

 この日は直球、スプリット、カーブ、カッターのほかに前回登板から解禁しているスライダー、さらにツーシームも投げ込んだ。指揮官は「全球種が機能していた。速球、カーブ、スプリットも非常によかった。そして、スライダーも。彼もウィル(・スミス捕手)もいい仕事をしてくれた」と振り返った。

 メジャー自己最長となる8回を投げ切った。「試合を通じてストレスを感じていなかったし、私の見る限り何か欠けているものもなかった」と理由を説明。チームは守護神のエバン・フィリップス投手や剛腕ジョー・ケリー投手ら、救援投手が相次いで負傷者リスト(IL)入りしている状況。「(本拠地の試合が)あと1試合で、遠征が6試合続く。ブルペンを休養させることができた」と脱帽していた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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