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映画『バズ・ライトイヤー』は「人間の心情や葛藤、成長、仲間との絆の大切さが描かれたSFアニメーション」レビュアー:ヤママチミキ(GANG PARADE)

ガジェット通信 / 2022年7月1日 13時0分

ピクサー・アニメーション・スタジオの第1作目にして、世界で初めての長編フルCG デジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』。シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く『バズ・ライトイヤー』が7月1日より公開となります。

本作は、「トイ・ストーリー」シリーズのアンディが大好きな映画の主人公“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤーを描く物語。

今回は、13人アイドルグループ「GANG PARADE」のメンバーで、大のディズニー好きとして知られるヤママチミキさんに映画をご覧になった感想を伺いました!

◆映画『バズ・ライトイヤー』をご覧になった感想を教えてください!

リーダーシップがあり常に仲間思いのおもちゃ、バズ・ライトイヤーとは同じようで違う、人一倍責任感があり生真面目な人間のバズの生き様が描かれていた作品でした。

自分の力を過信したことで危険な惑星に不時着してしまい乗組員たちを地球に帰す為、時間を犠牲にしてまでもミッションを成功させようと行動する姿は素晴らしいと思う反面、仲間たちは歳をとってバズだけが置いてけぼりになっているように見えて少し寂しい気持ちにもなりました。

物語が進むにつれどんどんバズへの共感と、「もっとこうしたらいいのに」というもどかしさに交互に襲われて感情が振り回されている感覚になり、

それがより一層、観客を作品の中に引き込んでいるのだと思います。

映像美や個性豊かなキャラクター、メッセージ性の強さにピクサー作品らしさを感じました。

そして要所要所で『トイ・ストーリー』シリーズを思い出させるようなバズの言動などがあり懐かしさに胸が踊りました。

◆特に好きなシーンや、キャラクターはいますか?

バズの相棒で友だちである猫型ロボットのソックスは可愛いだけでなく、様々な能力を持ち合わせており

バズのピンチを何度も救っていたり、人の心に寄り添っている姿がとても魅力的でした。

外見とミスマッチなロボットらしい無機質な話し方もそのギャップが面白かったです。

宇宙船のボタンを押したり操作をしている一つ一つのバズの動作や音、

無数の星が広がっている宇宙も自分が今宇宙にいるような感覚になってアニメーションとは思えないほどとてもリアルでずっと見ていたくなるシーンでした。

宇宙船の音声操作ナビゲーターであるアイヴァンとバズの掛け合いは時が経つにつれてバズが対人間と話しているかのように錯覚して不思議な感覚でした。

◆『トイ・ストーリー』シリーズをはじめてご覧になった時のきっかけや、その時の感想を覚えていれば教えてください。

物心ついた頃、家にあった『トイ・ストーリー』のビデオを観たことが『トイ・ストーリー』シリーズとの出会いです。

ぼんやりとした記憶なのですが、自分が持っているおもちゃ達もこんな風にみんなで遊んでいたりするのかなとワクワクしておままごとが捗った覚えがあります。

そしてシドの遊び方がとても怖くてシドが出てくるシーンはしっかり観ることが出来なかったことを今でも強く覚えています。

◆『トイ・ストーリー』シリーズで好きなキャラクターやシーンは?

恐竜のイメージとは程遠いとてもピュアでおっちょこちょいなレックスは登場する度、

例えそれが深刻なシーンだったとしても思わずクスリとしてしまうような癒しをくれる大好きなキャラクターです。

また恐竜としての迫力を出す練習をする努力家な面や臆病だけれどいざという時は行動する友達思いな面、

テレビゲームが大好きな面など魅力に溢れていてシリーズを重ねるごとに好きになりました。

『トイ・ストーリー2』でおもちゃ屋のアルに盗まれたウッディが修理をされるシーンが『トイ・ストーリー』シリーズで一番好きなシーンです。

BGM、道具箱から鳴る音、修理している音しかない淡々と進む2分弱のシーンは何故か惹き込まれて息を止めて観てしまいます。

特にウッディの目を綿棒で磨くシーンは目に綿棒が当たる直前の一瞬だけウッディの目線になるところが、

今まで第三者目線で観ていたものが当事者に変わる恐怖も生まれ、その一瞬のスリリングさが堪りません。

◆普段映画をご覧になる時、作品選びはどの様にしていますか? また、映画鑑賞時のこだわりがあれば教えてください。

私はディズニーが大好きなのでディズニー、ピクサー作品は必ず観に行きます。

最近はMCU作品も観ているのでもし今後放映する際は劇場に足を運びたいと思っています。

そのほかは元々好きだったアニメの映画作品、予告やあらすじで気になったもの等を選びます。

劇場で観る時は一番後ろか後ろから2、3列目の真ん中あたりの席で、作品の余韻に浸りたいので1人で観に行くことが多いです。

家で観る時は究極のリラックス状態で観たいので部屋を真っ暗にしてベッドに転がりながら観ると映画の世界に入れる感じがします。

◆これから『バズ・ライトイヤー』をご覧になる方におすすめポイント!

『トイ・ストーリー』を観たことがある皆さま、”あのアンディが大好きだった映画”を観ることが出来ます。

アンディがバズのおもちゃを貰った時、すごく喜んでいた姿が私は印象的でした。

その理由をこの映画で知り、私も今バズのおもちゃが欲しくてたまらなくなっています。

『トイ・ストーリー』シリーズが好きな方はもちろん、人間の心情や葛藤、成長、仲間との絆の大切さが見れたり、ひとつのSFアニメーションとしても楽しめる作品だと思います。

(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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