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[MOM938]全日本大学選抜FW内野航太郎(筑波大)_全韓國大学選抜を絶望に落とす2発で文句なしのMVP

ゲキサカ / 2024年3月25日 0時36分

 後半34分にも内野にはビッグチャンスがあったが、シュートはポストを直撃。惜しくもハットトリックのチャンスは潰えたが、たたみかけるようにゴールを重ねる、内野らしい活躍で全日本大学選抜を勝利に導いた。試合後に行われた表彰式では最優秀選手賞(松本健一賞)を受賞。この賞を1年生が受賞するのは、大会が始まって以来初のこととなるが、それも納得の活躍だった。

 この試合に臨むにあたっては、昨年秋に出場した杭州アジア大会でU-24韓国代表と対戦した経験が大きかったという。敗れはしたものの、決勝の韓国戦で先制弾を浴びせかけたのが内野だった。「あの大会で韓国の良さや強さを理解できたので、この試合では韓国の良さを出させず、いかに自分の良さを出せるかというところをやり続けられるかだった」。さらにその後も代表活動に参加したことで、「余裕の部分というか、自信もついたしメンタルの面で大きく成長できた」という。

 ただアジア大会後のアメリカ遠征で早々に怪我を負い、終盤の筑波大でのパフォーマンスも本調子とは言い難かった。「リーグ戦の優勝に貢献したとはいえないし、インカレでもチームを勝たせることができなかった」と責任を感じている。

 それだけに「今年はより筑波大に貢献したい」と力強く意気込む。この試合の結果を見る限り、“筑波大の怪物”は完全復調と見られるが、4月から始まる新シーズンでどこまで暴れられるか。内野航太郎の真価が問われる大学2年目、新シーズンの開幕はもう間もなくだ。

(取材・文 飯嶋玲子)
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