“22.73歳”FC東京が待望2勝目! 浦和サンタナのロング弾食らうも…荒木遼太郎が今季5点目、松木玖生が逆転弾

　FC東京は後半開始早々から俵積田が積極的なドリブルを連発する。その勢いに乗り、後半5分に同点ゴール。左サイドでこぼれ球を拾ったバングーナガンデがPA付近でマイナス方向にパスを出す。PA左手前の荒木がトラップからすばやく右足シュート。ニアサイドに決め切り、今季5ゴール目で1-1と試合を振り出しに戻した。

　浦和は後半10分に2枚替え。酒井と前田を下げ、MF松尾佑介とMF大久保智明を投入。渡邊が右SBに移動し、松尾が左ウイング、大久保が右ウイングに入った。

　後半14分、再びスコアが動く。FC東京は野澤のすばやいリスタートから始めた攻撃が結実。左サイドの俵積田が右足でクロスを上げると、PA中央の松木が大畑のマークをはがして左足ボレーを決める。20歳キャプテンの今季初ゴールで2-1と試合をひっくり返した。

　同点にしたい浦和は後半25分、岩尾を下げてMF中島翔哉を入れる。FC東京は29分に2枚替え。俵積田と荒木に代えて、MF遠藤渓太とFW仲川輝人が出場。仲川がトップに入り、遠藤が左ウイングでプレーをした。浦和は35分にT・サンタナと大畑からFW興梠慎三とDF石原広教が入った。石原が右SBに配置され、渡邊が今度は左SBに移動した。

　FC東京が最後まで攻勢を緩めず、2-1の逆転勝利。待望の今季2勝目を挙げた。

(取材・文　石川祐介)
/才能溢れるNo.7が今季初ゴール!＼クロスに合わせた松木玖生鮮やかボレーで逆転ゴールを決めた明治安田J1リーグ第6節FC東京×浦和Live on #DAZN pic.twitter.com/whoTKHXoTQ— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 3, 2024
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2024シーズンJリーグ特集