EURO2024はキャプテンのみ主審に抗議可…ボール内蔵センサーはオフサイド以外にも活用か
ゲキサカ / 2024年4月9日 18時11分
欧州サッカー連盟(UEFA)は8日、EURO(欧州選手権)2024に参加するチームの監督を集めた会議を開いた。レフェリングに関する説明が行われ、主審がキャプテンに判定を説明する義務があることなどが示されたようだ。
UEFAは公式サイトを通じ、ロベルト・ロセッティ審判委員長が各国の監督に対して「選手の受け入れがたい振る舞いは審判員にとって問題だ。選手はあなたたちに続いて行動するため、監督が冷静であれば選手はもっと冷静になる」と紳士的な対応を求めたことを伝えている。
スペイン紙の『マルカ』によると、審判員に対して抗議できる選手はキャプテンだけだと示された模様。選手に制限をかける形になる一方、キャプテンが過剰な抗議をしない場合、主審は同選手に判定を説明する義務を有するという。またこれらは審判員を取り囲む行為を抑制することも目的となっているため、複数の選手が主審に近づいたとしても主審はキャプテンにのみ対応。余計な抗議でカードを貰わないためにも、チームはこの原則を理解した上で試合に臨む必要がありそうだ。
加えて今大会のボールには、選手の接触を慣性によって認知するモーションセンサーが内蔵される。このセンサーを用いた半自動オフサイドテクノロジーが導入されたW杯ではオフサイドのVARチェックが短縮化されていたが、UEFAは「オフサイド、ハンドの反則、PK」と対象事象を拡大して説明している。今大会ではオフサイドだけでなく、ボールが手や腕に当たったかどうか、選手がボールに触れずに相手選手にタックルしたのかどうかなども自動的に判別される可能性が出ている。
●EURO2024特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
今夏EUROはキャプテンのみ審判と対話可に…UEFAが公式声明「美しい試合が醜いものになる」
ゲキサカ / 2024年5月14日 22時57分
-
ユーロ2024では無くなるか? UEFAが主審への抗議に処分の可能性を示唆「主審と話す唯一の選手がキャプテンであるべき」
超ワールドサッカー / 2024年5月14日 22時10分
-
神戸vs京都で起きた9分間の“VARダブル介入”にJFA審判委「受け入れてもらうのは難しい」情報共有に課題
ゲキサカ / 2024年5月9日 21時56分
-
異例の事態、神戸vs京都で1つの事象に2度のVARチェック…判定決定後に再度VARに対してJFA審判委員会が見解「受け入れられ辛い」
超ワールドサッカー / 2024年5月9日 20時55分
-
FC東京対京都、ドロップボール再開方法は“ルール範疇” JFA見解「選手も納得していた」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月9日 19時50分
ランキング
-
1大谷翔平、相次ぐ“疑惑の判定”で2三振 本人不満も球審言い返す、米怒り「あからさまに酷い」
THE ANSWER / 2024年5月16日 13時11分
-
2「さすが」54歳・伊藤みどりさん フィギュア国際大会優勝!熱演称えるファン「やっぱりレジェンド!」
スポニチアネックス / 2024年5月15日 16時6分
-
3前田健太 昨オフFAでパ・リーグ球団からオファーあった「すごくうれしかった」日本での引退願望も明言
スポニチアネックス / 2024年5月17日 7時12分
-
4芝田山親方の“左遷”で「スイーツ親方の店」も閉店 国技館の売店を見れば「その時の相撲協会の権力構造がわかる」の声
NEWSポストセブン / 2024年5月16日 17時45分
-
5【阪神】中野拓夢、今季3度目の猛打賞「感覚が良くなっている」
スポーツ報知 / 2024年5月16日 23時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください