「すべての試合を通して活躍したい」荒木遼太郎の胸にうずく2018年U-16アジア選手権
ゲキサカ / 2024年4月16日 13時7分
今季移籍したFC東京で6試合5得点とブレークしているU-23日本代表MF荒木遼太郎が「継続力」をキーワードに、パリ五輪切符を勝ち取ることを誓っている。
初戦の中国戦を翌日に控えて取材に応じ、「勝ちを目指すのは当然。自分たちがやってきたものを出しつつ、国を背負うプライドも懸けて戦うので、全力で戦いたい」と意気込み、「コンディションは今年に入ってからずっと良い。ゴールの感覚も良い感じで来ているので、それを継続できればいい」と自信を見せた。
「継続力」を意識するのは年代代表として戦っていた10代の頃に経験した悔しさが発端だ。2018年にマレーシアで開催されたU-16アジア選手権。東福岡高の2年生だった荒木は初戦のタイ戦に先発して2得点を挙げ、5-2の大勝に貢献したが、その後は無得点が続き、準決勝からは先発の座を奪われた。
パリ五輪を目指す大岩ジャパンでも2022年3月のドバイカップの後、今年3月の国際親善試合まで丸2年間、招集されない月日を経験した。ケガもあったとはいえ、「継続力」が課題だった。
「U-16の大会は、終盤にかけて出番が少なくなった。今大会はすべての試合を通して活躍できるようになればいい。継続力(という課題)については、あの試合(U-16アジア選手権)から今まで無駄にした日々じゃない。どの試合でも活躍できる選手が本当に良い選手だと思う」。今大会では準決勝に勝利すればその時点でパリ五輪出場権を獲得できる。そこまで“継続”して活躍していれば日本にパリ行きの切符をもたらすことになるというわけだ。
今回はチームとしての成長も感じているという荒木。「このチームは練習とオフのメリハリがしっかりできているし、ピリッとするところも一体感を持ってピリッとできている。切り替えも含めてすべてにおいて良いチーム」と胸を張って中国戦を見つめた。
(取材・文 矢内由美子)
●AFC U23アジアカップ2024特集●パリオリンピック(パリ五輪)特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「凄く良い守備ができた」守備と2ゴールでパリ五輪行き貢献の木村誠二、イラク戦での決定機逸を悔やむ「決めていれば真大より上だった」
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 14時20分
-
「ホッとしてます」果敢な左サイドの仕掛けが光った平河悠、優勝へ意気込む「得点を狙いつつ貢献できれば」
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 14時10分
-
最高の21歳誕生日を迎えた松木玖生、代表とFC東京で培った先導力「年齢は関係ない」
ゲキサカ / 2024年4月30日 8時4分
-
「狙っているのはアジアの頂点」パリ五輪出場決定も前を見るキャプテン・藤田譲瑠チマ、2アシストには「2人に感謝」とスコアラーを称える
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 5時45分
-
8大会連続五輪出場決定のU-23日本代表…GK小久保玲央ブライアンが選んだMVPは!?
ゲキサカ / 2024年4月30日 5時32分
ランキング
-
1「本当に悲しいアクシデント」 J1で味方同士衝突→プレー続行不能…同僚沈痛「かなり酷かった」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月19日 19時50分
-
2大谷翔平が放った移籍初サヨナラ打をド軍番記者陣も絶賛「最高の瞬間だ」「こんな選手見たことない」
THE ANSWER / 2024年5月20日 8時40分
-
3パ・リーグで珍事! 3試合全てサヨナラ決着は10年ぶり3度目
スポニチアネックス / 2024年5月19日 17時37分
-
4大谷翔平、DH専念で実は“二刀流時代”を超越の「3.1」 異次元の数値でDH過去最高を更新ペース
THE ANSWER / 2024年5月19日 21時3分
-
5【阪神】岡田監督 打者・才木浩人への〝三振指令〟でニヤリ「いや、ボール球振ったらあかんやろ」
東スポWEB / 2024年5月19日 22時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください