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仙台ユースが山形ユースに3発逆転勝ち。プリンスリーグ東北で唯一無敗をキープし、首位浮上

ゲキサカ / 2024年4月30日 11時59分

試合終了直後、勝利を喜ぶベガルタ仙台ユースの選手たちと、悔しさを表すモンテディオ山形ユースの選手たち

[4.27 プリンスリーグ東北第4節 仙台ユース 3-1 山形ユース マイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場]

 4月に開幕した高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024東北。4月27日に第4節5試合が行われた。宮城県仙台市のマイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場では、前節、聖和学園高(宮城)に勝利して2位に浮上し、3試合で2勝1分のベガルタ仙台ユース(宮城)と、前節、尚志高セカンド(福島)に敗れ、1勝1分1敗の5位となったモンテディオ山形ユース(山形)が対戦した。

 前半、ペースを握ったのは山形ユース。中盤でボールを奪うと、ルヴァンカップ・富山戦でトップチーム出場を果たし、トップ下でプレーするキャプテンMF永井英次(3年)が、スピードに乗ったドリブル突破で決定機をつくり出していく。

 そして16分、「自分で(脚を)振りたかったのですが、周りがフリーだったので落ち着いてサイドを使って、そのままゴールにつながったので良かった」と永井が振り返った通り、永井からのパスを受けた右サイドハーフのDF菅原大幹(3年)がクロス。クロスを受けたMF曲山蹴斗(3年)がゴールを決めて山形ユースが先制した。その後も前半は山形ユースが多くの決定機をつくり出し、優位に試合を進めた。

 この流れを変えたのは仙台ユースFW齋藤俊輔(3年)だった。前節・聖和学園戦終盤の接触プレーで鼻骨骨折し、この日は先発メンバーから外れてベンチから戦況を見守ったが、MF永守大宙(2年)に代わり、前半42分にフェイスガードを付けてピッチに立った。「木曜日(試合2日前)からフェイスガードを付けて練習に合流していました。出たい出たいと思っていたので、出たらどんどん積極的にボールをもらって攻撃に良い影響を与えたいと思って入りました」という齋藤はこの日は右サイドハーフに入って攻撃に絡み始める。

 後半に入ると、齋藤のスルーパスから再三チャンスが生まれ、仙台ユースに流れが傾く。そして後半20分。左サイドでボールを受けたMF浅尾涼太朗(2年)が左サイドからクロスを上げる。そこに右サイドからゴール右ポスト近くへ猛然と走り込んだのは、DF門脇康太(3年)だった。「あそこ(ゴール右ポスト近く)に突っ込んでいくのは自分がサイドバックをやる上でマストだと思うので、それが出た感じです」とポストの脇でヘディングシュート。これが決まって仙台ユースが同点に追いついた。

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