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「彼はセンセーショナルだった」アーセナルのアルテタ監督がミスで失点に絡んだ守護神を擁護

ゲキサカ / 2024年4月30日 15時0分

ミスで失点に絡んだGKダビド・ラヤ

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が“ノース・ロンドン・ダービー”でミスから失点を招いたGKダビド・ラヤについて言及した。イギリス『メトロ』が伝えている。

 ラヤは28日に敵地で開催されたプレミアリーグ第35節トッテナム戦(○3-2)でスタメン出場。3-0で迎えた後半19分、バックパスを受けて左足でキックすると、目の前のDFクリスティアン・ロメロにボールが渡ってしまい、1点を返された。

 アーセナルは後半42分にFWソン・フンミンのPK弾で2-3とされたが、そのまま辛くも逃げ切りに成功。3連勝で暫定首位をキープした。

 アルテタ監督は試合後の記者会見で「それもフットボールの一部だ」とラヤを擁護し、PKも含めてチームとして問題があったと指摘している。

「プレーの一連の流れが気に入らない。あの場面で適用する原則とボールの向きが良くなかった。その後、状況を見誤り、パスを出そうとして出ず、疑心暗鬼に陥った。彼らはそれを利用して得点した。PKもボックス内の原則としてやってはならないことだ」

「私が好きなのはダビドがミスをした後、ガブリエル・マガリャンイスをカバーしたことだ! そして試合のラスト20分から25分にかけて、彼はセンセーショナルだった。これこそが、私が愛する選手たちの姿なんだ」

 また、ラヤ本人は『スカイ・スポーツ』のインタビューで自身のミスに関し、「僕はミスをすることで学んできた。ミスをしなければ、学ぶことはない。フットボールの一部なんだから、誰だってミスをするさ」とコメント。「キーパーがミスをすれば普通はゴールになるし、ストライカーがゴールへ押し込むのをミスしたりするのに比べれば、より注目され、より話題になる。でも、それもサッカーの一部だし、そこから学ぶことが一番大事なんだ。ミスから学ぶんだ」と強調した。
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