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[関東大会予選]大成の2年生MF水谷良吾が代表決定戦で躍動。先制ヘッドで波に乗り、攻守で活躍:東京

ゲキサカ / 2024年5月3日 8時54分

前半13分、大成高MF水谷良吾(2年=調布FC出身)が先制ヘッド

[4.29 関東高校大会東京都予選準決勝 大成高 2-1 実践学園高 駒沢第2]

 期待の2年生アタッカーが、先制点を叩き出した。大成高は前半13分、MF稲荷啓太(3年)が右サイドからクロス。これをファーサイドのMF水谷良吾(2年=調布FC出身)が頭で合わせる。

 やや距離のあるヘッドだったが、狙ったコースは相手が予想していないであろうファーのネット。「稲荷君から良いクロスが入ってきたので、キーパーがちょっと前出てたので、上行けば入るかなと思って」。GK頭上を越えたボールはそのままゴールへ吸い込まれた。

 豊島裕介監督は「彼の持ってるものかなとは思います」とコメント。身長は170cm弱だが、スピードに加え、バネがあり、強いシュートを打つことができる。また、献身性も向上しているという2年生が、スコアを動かした。

 水谷は得点後も存在感のある動きを見せていた。左サイドから中へ潜り込み、シュート。プレッシャーの中でも、自信を持って、自分の攻撃力を発揮していた印象だ。また、浮き球の落下地点を取る動きが的確。目前で相手DFにクリアされたものの、クロスからあわや2点目のシーンがあったほか、セカンドボールの回収でもチームに貢献していた。

 加えて、試合終盤には身体を投げ出しての守備でチームにもたらしていた勢い。「今までで一番気合い入った試合でしたね。それで前半の最初の方にうまく点取れて、そこから波乗れたんで良かったです」。この日は関東大会出場を懸けた一戦。目標とする将来のプロ入りへ向け、アピールする舞台を勝ち取った。

 1、2月のフィジカル強化期間に体重も増加。競り合いでよりブレなくなったという。また、3月下旬から東京都高校選抜U16の一員として、ドイツ遠征を経験。体つき、フィジカル面も違う海外選手との戦いで貴重な経験をすることもできた。遠征期間中には、“潜るドリブル”で大柄なDFを攻略。大成での日々や選抜チームの活動を今回の活躍に結びつけている。

 関東大会では「チームとして勝つこともですけど、自分の名前を売っていきたい」。強豪校との戦いで再びゴールを決め、自分の名を広める。

(取材・文 吉田太郎)

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