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フィリピンで一番厳しい外出禁止令のセブ市、新しい通行証について発表

Global News Asia / 2020年6月27日 7時30分

ABS-CBNのWEBページから

 2020年6月26日、フィリピンでの新型コロナウィルスの感染確認者は、累計で34,073人。死亡者1,224人。回復者9,182人。このところ感染確認者は毎日1,000人程度増加している。

 感染の拡大は、ルソン島マニラ首都圏が多かったが、現在は、セブ市が深刻な状態だ。27日から、新しい通行証の配布が行われるとABS-CBNが伝えた。

 新しい通行証には、QRコードが印刷され通行者の行動を的確に把握できるようになる。従来の通行証はカラーコピーで複製することが簡単に出来たため、感染防止効果は低かった。各家庭に1枚のみ配布し、生活必需品購入の為に外出できるのは1名だけになる。

 公共交通機関の乗り合いバスや3輪車、タクシーも運航を禁止。一部コミュニティバスが運行されるが、本数も少なくなりかなり不便な状況になる。

 配布は、警察官や市職員が、各家庭に出向き配布する方法を取る。

 末尾0,2,4,6,8は、火曜、木曜、土曜に外出可。末尾1,3,5,7,9は、月曜、水曜、金曜外出可の予定。

 感染確認者の多い12のバランガイ(地域)では、完全な外出禁止措置が取られている。対象の地域は、SAMBAG DOS、LAHUG、KAMPUTHAW、DULJO-FATIMA、SAMBAG UNO、TINAGO、BASAK SAN-NICOLAS、TISA、MABOLO、 ERMITA、GUADALUPE、TEJERO。

 セブ市に隣接するマンダウエ市やラプラプ市では、バイクや自動車の通行規制が厳格化され、違反車両への摘発も増えている。
【編集 : Eula Casinillo】

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