1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

コンビニ食材が大変身!自宅でできる“簡単燻製”向け食材4選

&GP / 2016年12月7日 17時30分

写真

コンビニ食材が大変身!自宅でできる“簡単燻製”向け食材4選

年の瀬です。街なかの人の多さに疲れたら、家でゆっくり過ごしたくなりますよね。そんなときは自宅でのんびり燻製にチャレンジしてみませんか?

一見難しく感じるかもしれませんが、慣れればとても簡単。まずは燻製の基本からお教えしましょう。

 

■燻製器があると便利

アウトドア人気が高まるなか、燻製はちょっとしたブームになっています。都内では燻製料理専門の飲食店が続々と登場するなど、燻製が身近なものになりつつあるのです。

パナソニック/スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1000 ▲パナソニック「スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1000」

 

自宅で手軽に燻製をするのに便利なのが、パナソニックの「スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1000」。調理時に煙を気にせず使えるだけでなく、切り身魚の水分を逃すことなく焼き上げるモードを搭載するなど、使い勝手に優れた一台です。現在の実売価格は2万5628円と少々お高いものの、燻製につきものの煙が出ないということで、2015年9月の発売時から話題を集めています。

サーモス/保温燻製器イージースモーカー RPD-13 ▲サーモス「保温燻製器イージースモーカー RPD-13」

 

台所に調理家電を置く場所がない場合は、鍋タイプの燻製器を使うのがオススメです。私も長らくサーモスの「保温燻製器 イージースモーカー RPD-13」を愛用しています。ほかにも、SOTOの「スモークポットIH ST-128」など、比較的コンパクトな燻製器がいろいろあるので、気になる燻製器を探してみましょう。このタイプは1万円以下で手に入るものが多いので、初めての燻製にはぴったりではないでしょうか。

また、わざわざ燻製器を買うのが面倒であれば、中華鍋を使うこともできます。その際、中華鍋のサイズに合うフタと、鍋の真ん中よりやや上に引っかかるサイズの網を用意しましょう。

 

■燻製にはスモークチップが欠かせない

燻製をするのに欠かせないのが「スモークチップ」。木を細かくしてチップ状にしたもので、木質を圧縮して棒状の塊にした「スモークウッド」とは異なります。それぞれ使用されている材質は同じでも、形を変えることで、煙の量や燻煙時間などが違ってくるのです。家庭用の燻製器であれば、スモークチップを使うのが一般的です。

100円ショップやホームセンターなどで手軽に手に入るのもスモークチップの魅力。サクラやナラなどさまざまな木の種類があり、木によって煙の香りが変わってきます。強めの香りをつけるのであればサクラ、優しい香りと色付きを重視する食材にはナラといったように、食材に合わせたスモークチップ選びをするのも燻製の楽しみのひとつです。

 

■燻製をする前には乾燥が必要

今回、燻製する食材はすべてコンビニで調達することにしました。意外とコンビニにも燻製に適した食材があるんです! 用意したのはサラダチキン、プロセスチーズ、ちくわ、ミックスナッツ。

このなかで水分が多いサラダチキンとちくわは、燻製する前に乾燥させる必要があります。乾燥が不十分なまま燻製すると香りや色が食材に上手く残らないのです。網に上に載せ、風が当たる場所や冷蔵庫のなかで1時間ほど乾燥させましょう。ちなみに、サラダチキンはキッチンペーパーで水分を少し取ってから乾燥させてくださいね。

 

①初心者も失敗しない「ミックスナッツ」

それではさっそく燻製を始めましょう。最初に燻製するのはミックスナッツ。乾燥も不要なので、食べたいときにすぐに作れるのがいいところ。

まずは燻製鍋の底にウッドチップを5g敷き、網をセット。手入れを楽にしたい場合は、下にアルミホイルを敷き、その上にウッドチップを置くといいでしょう。

次に、網の上にミックスナッツを広げます。網の隙間からナッツが落ちそうだったので、今回は網にアルミホイルを巻き、きちんと煙が通るようにいくつか穴を空けておきました。

燻製をする際は、フタをしない状態で強火で加熱します。続いて、煙が出てきたら、フタをして弱火にしましょう。ミックスナッツの場合は弱火で5分間加熱します。

イージースモーカーには保温容器が付いているのがポイントです。加熱を終えたら、保温容器にフタをした鍋を載せ、そのまま15分間待ちます。そう、たったこれだけでいいんです!

出来上がったミックスナッツは、見た目こそあまり変わらないものの、香ばしい香りがしっかり付いています。ビールやウイスキーのおつまみにぴったり。いつものナッツが、ちょっとリッチになりますよ!

 

②自作スモークチーズになる「プロセスチーズ」

燻製の定番、スモークチーズも誰でも作れる燻製メニューです。鍋に5gのチップを入れ、網をセットしたら、プロセスチーズを網に載せます。

あとは、強火で加熱して煙が出たら弱火にし、フタをして5分間加熱。そのあとは保温容器に載せ、15分間保温しましょう。これだけで立派なスモークチーズの完成です!

市販のスモークチーズよりもぐっと香り高いチーズが楽しめます。スモーキーな香りはバーボンや赤ワインとの相性が抜群です。

 

③立派なおつまみに変身する「ちくわ」

そのまま食べてもおいしいちくわは、燻製にするのもオススメです。鍋に5gのチップを入れ、網をセットしたら、乾燥させたちくわを網に載せていきます。このとき、ちくわ同士が重ならないように注意してください。

次に、強火で加熱して煙が出たら弱火にし、フタをして10分間加熱。加熱後は保温容器で20分間保温しましょう。

そのままの状態で食べるよりも、旨みがぎゅっと凝縮されています。とはいえ、身はふわっとしているんです。このままで食べてもいいですし、ポテトサラダなどの具材にしても面白いかもしれません。日本酒やビールのお供にしてみてくださいね。

 

④ポテンシャルの高さは燻製でも健在「サラダチキン」

燻製のレシピを探していると、ささみ肉を使ったものがよく出ています。とはいえ、生肉を使う場合はしっかりなかに熱が通るかどうかが心配です。そこで使うのがサラダチキン。これなら加熱調理済みなので、火の通り具合を気にする必要はありません。

鍋に5gのチップを入れ、網をセットしたら、乾燥させたサラダチキンを網に載せます。このままというのも味気ないので、ここでプラックペッパーを両面にふりかけてみました。

あとは、強火で加熱して煙が出たら弱火にし、フタをして10分間加熱。加熱後は保温容器で20分間保温します。

仕上がりを見ると、これがサラダチキンだとは思えないくらいに茶色くつやつやしています。さっそくカットしてみると……なかはしっとりしたままです!

ひと口食べてみると、ブラックペッパーがピリっときいて、ビールか日本酒が飲みたくなる大人の味わいです。サラダチキンの新たな活用法を発見した気がします!

今回は下ごしらえが不要な食材だけを燻製しましたが、慣れてきたら自家製の漬け汁(ソミュール液)を作り、食材に味付けしてから燻製するのもいいでしょう。燻製は自分だけのレシピを追求していくのも楽しみのひとつ。自家製の燻製は、来客にもよろこばれること間違いなしですよ。

 

>> パナソニック「スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1000」

>> サーモス「保温燻製器イージースモーカー/RPD-13」

 

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください