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DJI製ドローンとスマホ・SIMのセットが登場!最大1万3000円割安に!

&GP / 2016年12月9日 17時30分

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DJI製ドローンとスマホ・SIMのセットが登場!最大1万3000円割安に!

楽天モバイルは12月8日、DJIが提供する個人向けドローン「MAVIC PRO」とスマホ向けのハンディスタビライザー「OSMO MOBILE」の取り扱い開始をアナウンスしました。両製品は12月9日より、楽天モバイルのウェブサイトおよび、楽天モバイル楽天市場店でのみで販売されます。

 

■今回の発売機種はDJI製品

DJIはドローン市場の最大手メーカー。個人向けドローン「MAVIC PRO」とハンディスタビライザー「OSMO MOBILE」は同社の製品であり、既に市場では発売されていたものです。

p1200760 ▲DJIの個人向けドローン「MAVIC PRO」。楽天モバイルでの発売予定本体価格は15万5799円(以下、特に記載のないものは税込)

「MAVIC PRO」の特徴は5つ。

1)ブレが少ない映像を撮影できる「4Kカメラ」(3軸ジンバル搭載)
2)高さを維持して移動でき、風に吹かれても元の位置に戻るなど、安定性が高い
3)ロックオンした人物がカメラに写るよう、自動で追いかけるインテリジェント自動追尾機能
4)障害物をセンサーで感知すると、一定距離より近づかなくなる障害物自動回避機能
5)折り畳めばペットボトルサイズになるコンパクトボディ

 

p1200892 ▲DJIのハンディスタビライザー「OSMO MOBILE」。楽天モバイルでの販売価格は3万4992円。24回払いでは月々1458円

そして「OSMO MOBILE」の特徴は下記の通り。

1)スマホをセットしてBluetooth接続で使用できる
2)ボタンでカメラの向きが変更できる電動式。ドローンにも使われる3軸ジンバルを搭載
3)バッテリーは予備と差し替え可能
4)手元で動画の録画開始・停止、静止画のシャッターを操作できる
5)専用アプリ「DJI GO」で追尾撮影などの機能も利用できる

 

■スマホやSIMカードとセットで買うと割引に

一方、楽天モバイルはMVNOとして、主にSIMフリースマホや格安SIMと呼ばれる通信プランを提供している会社です。今回発表されたドローンと、ハンディスタビライザーはスマホの周辺機器という扱いで販売されます。

p1200683

注目はドローンとSIMフリースマホや格安SIMのセット販売のキャンペーン。対象のスマホをセット購入し、同時にSIMカードを契約すれば1万2800円~1万3000円(税別相当)の割引になります。また、機種を購入せずSIMカードのみを契約する場合も、10GBプランまでの月額利用料が3か月分無料になる特典が付きます。

セット購入の対象機種となるスマホは、HUAWEIの「honor 8」「P9 lite」、およびZTEの「BLADE E01」の3機種です。それぞれをセットで購入した際の合計金額を下記にまとめました。

ws000573 ▲ドローンにはコントローラーなどのアクセサリーも同梱される。金額は税込

 

ちなみに「MAVIC PRO」Fly More Comboとして同梱される周辺機器は以下の通り。必要な機材は一通りそろいます。

  • 機体(ジンバルカバー、ジンバルクランプ含む)
  • Mavicインテリジェントフライトバッテリー×3
  • 送信機(コントローラー)
  • 送信機ケーブル/Lightningコネクタ、USB Type-Cコネクタ
  • プロペラ(ペア)×3
  • 充電器・充電ケーブル
  • micro SDカード
  • マイクロUSBケーブル
  • RCケーブルスライダー大小×2(計4)
  • Mavicカーチャージャー
  • Mavicバッテリーパワーバンクアダプター
  • Mavicバッテリー充電ハブ
  • Mavicショルダーバッグ

 

■実際にドローンを飛ばしてみた

同発表会では、タッチアンドトライの場も設けられました。せっかくなので「MAVIC PRO」操縦の流れをご紹介しましょう。

p1200860 ▲タッチアンドトライ会場の様子。万が一の操作ミスに備え、ネットが設けられた

p1200870 ▲コントローラーは写真のような形状。手前にスマホをセットして、ドローンに搭載されたカメラの映像をモニタリングできる

 

ドローンを離陸させるには、まず、左右のスティックを「ハ」の字に動かします。するとプロペラが回り始めました。

続いて、右スティックをゆっくりと上に倒すと、ドローンが上昇していきます。

p1200891 ▲個人用とはいえ、機体は非常に安定して飛行する

飛行時の操作方法は下記の通り。

  • 右スティック左右:機体の左右移動
  • 右スティック上下:機体の上下移動
  • 左スティック上下:機体の前後移動
  • 左スティック左右:カメラの向きを左右に移動

操作した感想としては、「指示以上に動きすぎない」「しっかり止まる」という表現が当てはまるでしょうか。ちなみに連続飛行時間は最大27分間です。

着陸時には右スティックを下げます。一定の高度まで下がると、センサーが感知してホバリングで高度をキープし、それ以上下がらなくなります。ここで、右スティックを下に思いっきり下げることで、着陸の指示となります。

価格はドローンとしては手ごろ、操縦も少し慣れれば、誰でも簡単にできるという印象を抱きました。初心者にとってドローンは何かと敷居の高いですが、スマホまで付いた全部入りのパッケージで販売することで、”手に取ってみよう”と検討する層も増えるかもしれませんね。

 

■改正航空法には注意!

「MAVIC PRO」の重量は700gを超えます。200gを超える機体は、改正航空法における「無人航空機」の対象となるので、飛行方法や飛行させられる場所が限定されます。詳細は国土交通省のHPに記載されているので、購入を検討される方は必ずチェックしてください。

>> 楽天モバイル

>> 国土交通省「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」

 

(文/井上 晃

いのうえあきら/ライター いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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