【カープ・アドゥワ誠投手】中継ぎから先発へ プロ8年目で勝ち取った開幕ローテ 進化を続けて頂点を目指す
広島テレビ ニュース / 2024年4月15日 19時1分
先日、連敗ストップに大きく貢献したアドゥワ誠投手。今シーズンは開幕ローテを勝ち取り、ここまで2勝。進化の秘密に迫ります。
4月10日水曜日。4連敗と嫌な流れで迎えた敵地・甲子園での一戦。先発としてチームを勝利に導いたのは、8年目アドゥワ誠でした。前回登板に続き、2試合連続となったヒーローインタビューで口にした「たまたま」。今シーズン2試合を投げ2勝と結果を残すも、一喜一憂せず自らの投球を全うしているからこそ出たこの言葉が、アドゥワの『ぶれない強さ』を表しています。
■カープ アドゥワ誠投手
「(Q.ここまで2連勝、自身の受け止めは?)運が良いだけというか、投げる当日の日に目についたごみを拾うくらいなんですけど。日頃の行いが良かっただけだと思います。もともと小学校くらいからそんな感じだったというか。この世界に入ってきている人の中で、大体の人は中心で無双して入ってきているイメージがある。全然中学校までは普通の選手でしたし、だからこそ自信が自分にないので、できたらラッキーくらいでいます。」
昨シーズン、アドゥワは4年ぶりに1軍登板を果たし、複数イニングをこなすなどリリーフとして14試合に登板しました。それでも、今シーズンからは先発としての起用。当初は迷いもあったといいます。
■カープ アドゥワ誠投手
「去年シーズン中も、1回2軍に落ちた時に(首脳陣に)先発でやってみようかと言われた。なんか言いたいことはあるか?と言われたときに中継ぎでやりたいと言って。長いイニングで先を見ると、小手先に走る部分が自分の中で嫌だったのでm先を考えて。それだったら短いイニングで、悔いなく出し切るほうがいいかなと思って(中継ぎを希望した)。」
一度は中継ぎへの思いを口にしたアドゥワでしたが、秋季キャンプ前、再び先発転向を打診され、先発として覚悟を決めます。
■カープ アドゥワ誠投手
「言われたところでチームに貢献できればいいなと思っていたので。挑戦してみますということで。」
先発転向を機に、秋季キャンプから技術面で進化を図りました。打者の狙いを絞らせないために、一度は封印していたカーブを解禁。自らも苦手とするカーブへの試みでも、一喜一憂しない考えがアドゥワを後押ししていました。
■カープ アドゥワ誠投手
「オープン戦通じて、ストライクゾーンに入ったら、バッターも頭にないので使えるのはわかっている。あとは決まるか決まらないか。運と言ってはダメだが、自分でもあんまり狙っては投げられない球なので、入ったときはラッキーだなぐらいでいる。」
先日の阪神戦では、そのカーブで狙いを絞らせません。
■カープ アドゥワ誠投手
「今回は、まだ前回より余裕があったので幅広く使えたかなと思う。キャッチャーとの話し合いで、どんなに悪くても(カーブは)投げていこうとは言っている。」
自己最多となる9つの三振を奪うなど、6回途中2失点。チームの連敗を止め、今シーズン2勝目を手にしました。一喜一憂しないぶれない心の強さを武器に成長を遂げるアドゥワ。見据えるは、自らも歓喜を味わった優勝の2文字です。
■カープ アドゥワ誠投手
「とりあえず自分が投げる試合は先発の役割というか。試合を崩さずにゲームメイクできる試合を1試合でも多くする。チームとしては優勝なのでみんなでハワイに行きたいです。」
【進め!スポーツ元気丸 2024年4月14日放送】
この記事に関連するニュース
-
【広島】アドゥワ誠がDeNA3連戦初戦に先発「自分の球が投げられるか次第」同カードは今季3度目
スポーツ報知 / 2024年5月2日 15時16分
-
【日本ハム】金村尚真は中継ぎで3回以上登板後に先発転向へ 建山コーチ「イニングをちょっと託す」
スポーツ報知 / 2024年4月28日 18時30分
-
【日本ハム】新庄監督は何をたくらむ? 唐突な金村尚真〝先発転向〟計画に「期待」と「不安」
東スポWEB / 2024年4月25日 5時3分
-
【阪神】西勇輝が8回無失点の好投 今季初勝利ならずも「長いイニングを投げるのが大事」
東スポWEB / 2024年4月11日 22時1分
-
【阪神】門別啓人の先発再配置決定「すぐに結果を残せるように。準備はできている」
東スポWEB / 2024年4月4日 23時5分
ランキング
-
1新体操、日本は5大会連続の五輪出場ならず わずか1・2点差で涙 ラストチャンスに懸けるも切符逃す
スポーツ報知 / 2024年5月2日 20時59分
-
2大谷翔平契約「お~いお茶」広告ロゴが“横向き”の理由 「稀有な例だね」と納得の声
THE ANSWER / 2024年5月2日 18時3分
-
3中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン / 2024年5月2日 16時15分
-
4パリ五輪、難民選手団に36人 11カ国から過去最多の出場
共同通信 / 2024年5月2日 22時58分
-
5桃田賢斗、出番なく日本代表活動終了 バド男子日本は1勝3敗でマレーシアに敗れ準々決勝敗退 【トマス杯】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月2日 22時1分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください