『スリープ』幸せな生活を蝕む“それ”の正体とは――恐怖と混乱の予告解禁
クランクイン! / 2024年4月15日 20時0分
第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された韓国映画『スリープ』(6月28日公開)より、恐怖と混乱に満ちた予告編、場面写真が解禁された。
本作は、新鋭ユ・ジェソン監督が脚本も手掛けて贈るミステリー作。長編監督デビュー作にして、第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出され、「ここ10年で観た中で最もユニークかつ恐ろしい映画。平凡な日常の空間で予測不可能な物語が繰り広げられる、スマートな監督デビュー作。ぜひスクリーンで味わってほしい」と、巨匠ポン・ジュノ監督も太鼓判を押している。
出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュンさん)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟く。その呟きに呼応するように、家を覆い尽くす不穏な気配。翌朝、下の階に越してきた住人から「明け方の騒音が1週間も続いて、我慢できない」と相談をされるも、全く身に覚えがなかった。
少しの違和感を抱きながらも、夜を迎えたその日から眠りにつく度に、ヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返す。頬を掻きむしる。生魚を丸呑みする。窓から身を乗り出す。その異常行動は日を追う毎にエスカレートしていく。得体の知れない“それ”に恐怖を感じ、怯えながら夜を過ごす夫婦は睡眠クリニックの受診を決意するが、スジンの母から超自然的な力に頼るべきだと、巫女から手に入れた御札を渡される。果たして“それ”は医学で克服できるものなのか、それとも―。
夜が訪れる恐怖に怯える妻役を、『82年生まれ、キム・ジヨン』や『トガニ 幼き瞳の告発』でその確かな実力を披露してきたチョン・ユミが演じ、無意識の異常行動をきっかけに、眠ることに恐怖を抱く夫役を『パラサイト 半地下の家族』や『最後まで行く』のイ・ソンギュンさん(2023年12月死去)が務める。
予告編は、夫ヒョンス(イ・ソンギュンさん)が眠りについたものの、「誰か入ってきた」という言葉を皮切りに異常行動の数々を見せる姿や、妻スジン(チョン・ユミ)が“それ”に悩まされて変貌していく様子などを収めている。果たして「2人一緒なら何でも克服できる」という家訓を掲げるヒョンスとスジンが、“それ”を乗り越えることができるのか。映像の合間には「豊かな想像力と巧妙な展開」(Screen International)といったメディアから本作に寄せられた絶賛評などが挟み込まれ、夫婦の身に予測不可能な展開が待ち受けることを予感させるサスペンスフルな予告となっている。
場面写真には、ヒョンスとスジンがシリアスな表情で寄り添うシーンを収めている。
映画『スリープ』は6月28日より全国公開。
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