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ついに定年退職や還暦のお祝いまでも詐欺サイトの商品に。BBソフトサービス調べ

ITライフハック / 2017年1月26日 10時0分

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BBソフトサービス(BBSS)は、同社の「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした、2016年12月度のインターネット詐欺リポートを公開した。

このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威とネット詐欺に対する注意喚起を目的として、「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものだ。

検知状況としては、総検知数は167万8,193件で、前月比5.2%減少。インターネット詐欺の種類別構成比は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが79.08% (前月比0.21ポイント減)、フィッシング詐欺サイトが13.87%(前月比0.38ポイント減)、マルウエア感染サイト1.18%(前月比0.37ポイント増)、ボーガスウエア配布サイトが4.53%(前月比0.27ポイント増)、ぜい弱性悪用サイトが1.34%(前月比0.05ポイント減)となった。



OSごとのネット詐欺種類検知率
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例年よく見られるクリスマスや年末年始のセールを装った詐欺サイトはもちろんのこと、昨年は商品がより多様化し、季節商品の種類も増えたとのこと。例えば成人式や卒業式のイベント需要を見込んだ振袖などの着物。また新しいものとしては、年度末の「定年退職者向けプレゼント」や「還暦のお祝い」の商品なども見られたという。家族が集まりやすいお正月時期に還暦のお祝いを行うケースもあり、犯罪者は日本の行事や慣習などを研究した上で、詐欺サイトを作成しているものと考えられる。

このような偽販売サイトでは、商品を購入しても商品が届かないなどの被害に遭う危険性があるほか、入力したメールアドレスやパスワード、住所、氏名、クレジットカード番号などの犯罪者にとって有益な個人情報が盗まれ、成り済ましによる不正な商品購入や、個人情報がブラックマーケットで売買される危険性もあり、注意が必要だ。

■Internet SagiWall

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