1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

「ワニの涙」を信じますか? ロッテ裏金疑惑に揺れる韓国経済

Japan In-depth / 2016年9月24日 23時0分

韓進海運の事態と呼ばれる一連の出来事の裏には崔恩瑛(チョイ・ウンヨン)元韓進海運会長がいる。崔元会長は2006年、夫の趙秀鎬(チョ・スホ)会長が死亡した後経営権を継承し、企業を運営した。彼女が「2007年3月から2014年4月に辞任まで2584日、社員たちと一緒にした」と話したその期間、韓進海運は誤った経営判断で基礎からぐらついていた。

彼女は2012年欧州財政危機など不況が続く中、韓進海運の負債比率が1000%を超えるなど経営難がはじまると、2014年5月夫の兄である趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループの大韓航空会長に経営権を譲り渡した。 

この中に崔元会長は会社の事情が悪いということを事前に認知してから自分と子供2人が持っていた韓進海運の株97万株を売却して10億ウォンの損失を逃れたりもした。また系列会社有数ホールディングスで10億ウォン台の給与を毎年受領したり、法人名義を活用して数十億ウォン台のヨットを保有したり、放漫な経営をしてきた疑惑も受けている。

国会では韓国の海運業においては致命的な打撃を与えた今回の事態を調査するために今年9日、造船・海運の構造調整の聴聞会を開き、崔元会長を証人に呼んだ。ここで崔元会長は「企業再生手続きに入った責任をどのように取る予定ですか」と国会議員から問われた後、しばらくの間涙を流した。また、彼女は涙をハンカチで拭い「経営者として道義的な責任を感じており、社会に貢献する案について悩んでいる」と話した。

しかし、自分がどのように社会に貢献すべきかについては答えを出さなかった。個人の財産を出して会社の再生に向けて努力するという回答もなかった。その一方で、崔元会長は「韓進海運を助けてください。韓国の人たちは、北朝鮮の核実験のような非常時に韓進海運の船に乗って脱出しなければならない」とお願いした。

市民たちの反応は冷たかった。経営判断を十分にできなかった崔下会長が税金を活用して自分の企業を助けてくれということは、責任を回避しようとする意図があると見られたのだ。何よりも会社の財政状況を最悪になるまで放置していた彼女が国会議員たちの追及を受ける席で涙を流したのは、引き絞った「ワニの涙」だという意見が多かった。「ワニの涙」の裏が知りたい彼らに辛会長と崔元会長がどのような姿を見せてくれるか、世間の関心が集まっている。

(注1)辛会長は9月21日の検察調査でロッテ建設秘密資金造成など関連疑惑の大半を否定したという。

*** 大韓航空は9月21日午後、緊急理事会を開き、韓進海運に対する600億ウォンの資金支援策を確定した。 大韓航空関係者は「韓進海運の売上債権(今後もらう運送料など売掛)を担保に600億ウォンを融資の形式で支援することにした」と明らかにした。政府系の産業銀行も追加で500億ウォンの資金を支援する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください