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全米にも衝撃走る「水原氏電撃解雇」 どっぷりハマるオンライン・ギャンブリングの恐ろしさ

Japan In-depth / 2024年3月22日 17時19分

アメリカのギャンブルで見て見ぬふりが出来ないのが、手軽さで人気の「オンライン・ギャンブリング」である。





携帯でもアクセスでき、手軽さの分、ギャンブルにどっぷりハマってしまう危険性と諸刃の剣だ。そのような理由からか、スポーツ賭博を解禁した州でも、19州ではオンライン・ギャンブリングは禁止されている。





オンライン・ギャンブリングは、オンライン・カジノに始まり、競馬、野球、バスケットボール(大学も含む)、サッカー、ホッケー、テニス、モータースポーツなどに賭けることができ、その種類はプロスポーツほぼ全部であり、アプリで簡単に賭けられる。携帯のゲームの点数そのものを現金化出来るアプリも存在する。





私は、日本ではギャンブルというものはパチンコしかやったことがなかった。





昨年であるが、世界が注目する、年に一度の競馬の大イベント、ケンタッキーダービーの取材に出かけた。せっかく世界でも有名な競馬イベントに来たのだから、と、興奮して初めて馬券を買ってみた際、携帯アプリの存在を知った。





興味もあって、現場で早速携帯にインストールしてみてハマった。





何しろ、馬券を買うのが簡単なのである。





競馬場に居ながらにして、馬券購入の列にならぶ必要もないので、もはや「馬券を買う」という感覚すらない。





アプリにアカウントを作って、銀行口座を登録。運良く賭けに勝てれば、そのアカウントに仮想のお金が積み立てられ、引き出すときには手数料を差し引いた金額が銀行に振り込まれる(ちなみに競馬場での「勝馬投票券」の高額払い戻しは、払い戻し窓口隣にある「鬼の税務署」の窓口で、天引きの形で税金を最初に納めなければ払い戻されない。高額当選金をオンラインで引き出す場合はどうなるのであろうか)。





このアプリ、使うのは簡単だがオンライン・ギャンブリングが違法とされる州では使おうと思っても、位置データが読み取られ起動できない。





オンライン・ギャンブリングが合法なニューヨークで賭けに参加し、勝っても、仮に、出張などでカリフォルニア州に移動したときに、お金をカリフォルニア州で引き出そうと思っても出来ない仕組みだ。





また、カリフォルニアなど、オンライン・ギャンブリングが合法でない州ではアプリそのものが起動できない。





このアプリ、あまりに手軽なのと、数字だけを追っかけているので、賭けている実感がなく、個人的には危険極まりないと感じる。





今だから告白するが、私は日本にいた時、パチンコ依存症だった。安月給しかもらってないのに、収入のほぼすべてを長期にわたってパチンコにつぎ込んでいた時期があった。結果、借金まみれになって、ほぼ破滅状態になってしまった。





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