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子供の5月病 ゴールデンウィーク明けに要注意!

JIJICO / 2016年5月9日 9時0分

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子供の5月病 ゴールデンウィーク明けに要注意!

子供の5月病はGW明けが一番多い

5月に入りGWも明けましたが、みなさんはいかがでしたか?
GWが嬉しいのは子供ぐらいかもしれません。
帰省やどこに行っても混んでいるし、親御さんは、ゆっくりと言うよりは疲れるための休みの雰囲気もあるかも?!

子供によっては、この休みが明けず、ずっと続けばと思っている子がいます。
その理由は楽しい休みが続いて欲しいというような理由ではなく、明けると行きたくない学校に行かなくてはならないからです。
俗に言う5月病です。まずは、このGW明けの子供の様子を観察してみて下さい。

年間を通して子供たちが、学校に行きたくなくなるポイントがいくつかありますが、まずは5月なのです。
子供がGW明けに「学校に行きたくない」お母さん「何言ってるの、さっさと支度して行きなさい」子供が「はーい!」このようなやり取りにも、お母さん、しっかりとアンテナを張っててください。

4月の新年度による環境変化から戸惑う子供たち

4月の新年度からほぼ一か月が経ち、クラスの雰囲気や友達、担任、学年によっては、成績、部活、通学方法、学校自体の雰囲気、自分が選んで入った学校とのギャップ。
自分の描いていたものとの違いに戸惑い、悩み苦しみ「こんなはずじゃ」と感じる時期でもあります。

親御さんたちの愛情から、GWに「子供をどこかに連れて行こう」その試みは一般的で子供たち自身もその時は楽しいと感じることもあります。
しかし、楽しいことがあったからこれからも平和ということではないのです。
不安を抱えている子供たちは心のどこかで、この休みが終わったら、あの中に行かなくてはと思っている子供もいます。

「うちの子は、大丈夫!」と思っているかもしれません。
しかし、この問題は、ちょっとしたいじめなどから、他人事でなくいつでも、どの家庭でも起こり得る問題なのです。

友達関係で全く困ったことが無かった子供でも、環境が変わり、今まで苦労しなかった友達関係で学校を休み、しばらく様子をみていたところ、不登校になり、私のもとに来た子供たちもいます。
親御さんも、自分の子供が今までが友達で困らなかったからと言う理由で、そのうちということで先延ばしや、子供の訴えを真剣に受け止めない事が多いのです。

子供にとって環境の変化は親が思う以上に大きいことを理解すべき

ここがポイントです。
今までは今までで、環境が変われば今まで通じていたことが通じなくなります。
子供の世界はそんな単純なものではなく、大人以上にシビアで残酷でもあります。
女の子の世界は、特にそうです。

新しい環境の中で、自分がどうしていきたいかが重要なのです。
その気持ちを親御さんたちが受け止めて行けるかです。
親御さんが子供に「今まで○○だったじゃない」。しかし、子供は「今までじゃなく今がやだ」と言います。

現状を受け止めてあげて、子供と一緒にその問題を受け止め、どうしたいかを聴き、一緒に考えてあげてください。

(大崎 清美/カウンセラー)

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