日産「新型SUV」実車公開！ センターマフラー採用の“極タフ仕様”！ ド迫力ブラックグリルの新型「エクストレイル」とは

日産のカナダ法人は、2月17日に開幕されるカナダ国際オートショーに、ミドルサイズSUV「ローグ」のアドベンチャー仕様「プロジェクト・ラギッド・ローグ」を出展すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■極タフ仕様の「エクストレイル」

　日産のカナダ法人は、2月17日に開幕されるカナダ国際オートショーに、ミドルサイズSUV「ローグ」のアドベンチャー仕様「プロジェクト・ラギッド・ローグ」を出展すると発表しました。

　ローグは日産の北米市場における主力SUV。日本や、北米を除く多くの海外市場では「エクストレイル」の名称で販売されるグローバルモデルです。

　3代目となる現行モデルのボディサイズは、全長4648mm×全幅1840mm×全高1689mm、ホイールベース2706mm。

　カナダ仕様のローグは3列シートやe-POWERの設定がないなど、エクストレイルの仕様とは異なりますが、洗練されたエクステリアデザインや快適な室内空間、優れた走破性などは共通。実用性の高いSUVとして人気を集めています。

　今回、カナダ国際オートショーに出展するプロジェクト・ラギッド・ローグは、オフロード旅行やキャンプを楽しむ家族に向けたカスタマイズモデルです。

　昨秋マイナーチェンジを受けた新型ローグに「NISMOオフロードコンポーネント（プロトタイプ）」を装着。オフロード走行により適したモデルに仕上げています。

　ボディ全体はオフロードをイメージしたオリジナルラッピングでドレスアップ。フロントにはバンパーガードを、ルーフにはカヤックやマウンテンバイクを積載できるラックを追加しています。

　バンパーガードには2つ、ルーフラックには4つの丸型ドライビングライトを装着し、夜間のオフロード走行をサポート。このほか、カーボンファイバー製のリアスポイラーやフェンダーフレアも新たに装着しています。

　インテリアでは、耐熱・耐寒性やクッション性に優れたネオプレン製シートカバー、オールシーズンフロアマット、カーボン製のドアトリムを装着。格納式のペットディバイダー（間仕切り）も備え、愛犬とのドライブにも配慮しています。

　ゴールド仕上げの18インチのオフロードホイールにはヨコハマのマッドテレーンタイヤ「ジオランダー M／TG003」を装着。ダートや泥濘地も力強く走行できます。

　また、3インチリフトアップサスペンションキットや、センター出しデュアルエキゾーストも装着し、迫力のあるスタイリングをつくり出しています。

　プロジェクト・ラギッド・ローグに装着されているNISMOオフロードコンポーネントは市販前のプロトタイプですが、通常のエクストレイルにも違和感なく装着できそうな完成度の高さがあります。

　エクストレイルをよりオフロード志向に仕上げることができるパーツキットとして市販化が期待されます。