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レオ・キャンサー・ケアが 世界をリードする 重粒子センターと提携

共同通信PRワイヤー / 2024年4月23日 9時44分


「陽子線治療がゴールド・スタンダードとすれば、炭素イオン線治療はプラチナ・スタンダードであり、このセンターは放射線治療のトップクラスに位置することになります」とトウは続けました。


「患者にとって最良の治療を世界中で可能にすることを常に目標としてきた当社にとって、これは非常に大きな一歩となります。」


声明の発表


炭素イオンシステムはヨーロッパで4ヶ所、日本と中国では限られた数であり、米国では1ヶ所で建設中です。加えて現在韓国にもセンターが1ヶ所あり、この最先端技術に対する需要の高まりに対応するため、さらなる施設の建設計画が進行中である。


先端の炭素イオンセンターがマリー(Marie®)に投資することには大きな意義があり、技術革新の高さと直立型システムの利点を強調することになる、とトウは述べました。


炭素イオンは、大きな治療室と仰臥位治療用のガントリーによるサイズと費用のために、あまり広く利用されていません。


この新しい方式は、大型の回転ガントリーを必要としないため、設置面積が小さく、固定ビーム装置による多角的な治療が可能になるとトウは説明しました。


ほとんどの炭素イオン設備では固定ビームを利用しており、患者が横たわった状態での治療角度や適応に制限があるのに対し、患者を直立姿勢で回転させるガントリーなしの方法では360度の自由度があり、これまでアクセスできなかったがんにも照射できます。さらに、標的の腫瘍に最適な染料を照射するために患者が絶えず回転することにより、炭素アーク治療も可能になります。


CNAO代表のジャンルカ・ヴァゴ教授は「CNAOは、厚生省とロンバルディア州の支援を受けて、リニューアルと拡張という重要なプロジェクトを開始しました。


Marie®は、既存の治療室の1つの位置決めシステムと検証システムを陽子線と炭素イオン線に置き換えるものであり、このプロジェクトの重要な一翼を担っています。患者を直立させることでビーム方向の選択に柔軟性が増し、特に炭素イオンでは、ガントリー照射の代用となる可能性があります。Marie®により、我々の臨床医は、固定ビームラインで最先端のアーク治療を適用する可能性を得るだけでなく、心室性不整脈治療のような粒子ビームの非腫瘍学での応用のための新しいプロトコルを開発することもできます。」


*レオ・キャンサー・ケアは、欧州における直立型照射システムの規制当局の認可を取得すべく対応中です。

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