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リサイクル樹脂×リユース車載バッテリー 環境配慮型スマートベンチを共同開発

共同通信PRワイヤー / 2024年4月23日 11時32分


 


 


スマートベンチとは                                       


※1. 現在、全国各地で進むスマートシティ化の取り組みでは、デジタル技術の活用による都市の課題解決と、公共スペースで市民が利便性を享受できる環境の整備が求められています。スマートシティ化に向けた取り組みの一つとして、従来のベンチに太陽光パネルを搭載し、充電やインターネットへの接続など多機能を備える「スマートベンチ」の設置が注目されています。設置時に大がかりな電気工事を必要とせず、照明や電子機器等の使用や充電、また災害時には非常電源としての機能を果たすことから、国内でも需要が高まっています。


 


「リサイクル・リユース」をコンセプトとする新しい形の環境配慮型スマートベンチ


※2. リサイクル材を活用したベンチ


 座面・背もたれ部には、フクビ化学工業の再生木材「プラスッド」を使用しています。プラスッドは、使用済みのプラスチック廃材をリサイクルした原料と持続可能な森林由来の国産間伐材を使用しており、屋外で長期間使用しても劣化や変色が少ない耐久性を実現しています。


 ベンチの構造は、2021年10月に販売を開始した屋外家具「Fandaline(ファンダライン)」で適用したものをベースに、今回のスマートベンチ向けに改良しました。ベンチの下部に蓄電池を収納する筐体を納めるためのスペースを確保し、支持脚は屋根を支える柱に固定できる構造に改良することで、スマートベンチで必要な部材・部品を合理的に納める設計となっております。


 また、デジタルサイネージのモニターカバーは、特殊なコーティングを施したフクビ化学工業の「ハーツラスAR」とすることで、映り込みが少なく、デジタルサイネージの情報が見えやすくなっております。


 


※3. リチウムイオン電池をリユース


 本実証機に搭載されているリチウムイオン電池は、スズキ株式会社(以下「スズキ」)が生産する四輪車に搭載されている「エネチャージ/S-エネチャージシステム」に使用された電池のリユース品です。スズキの四輪車から取り外した使用済みリチウムイオン電池をスズキの協力のもと、長瀬産業とキャプテックスがスマートベンチ用にリユースしたものです。環境に配慮したリユース電池の技術および用途の開発に長年取り組んでいる長瀬産業とキャプテックスは、使用済みの自動車から取り外した電池のリユースを通じて、循環型バッテリー社会の実現を目指しています。

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