「一番好きなジブリ作品は?」結果発表! 上位2作は断トツ人気の80年代の2作品
マグミクス / 2023年7月14日 12時25分
■対照的な2作品が同率3位に
マグミクス編集部は「一番好きなジブリ作品は?」と題して、2023年6月30日から7月7日までの期間、読者アンケートを実施しました。今回は総投票数391票のアンケートから、上位となった4作品を紹介します。
●3位:となりのトトロ(1988)(31票)
2作品が31票で同率3位となりました。『となりのトトロ』は都会から田舎に引っ越してきたサツキとメイの姉妹が森のなかに住む不思議な存在・トトロと交流する映画で、『火垂るの墓』と同時上映されました。トトロやネコバスなど、かわいらしく印象的なキャラクターが多く、グッズ人気も高い1作です。
【回答者の声】
・昭和の田舎を彷彿させる雰囲気が好き。子供の頃を思い出します。
・日常のなかの非日常、きっと存在しないけど、実はいるのかもと胸踊る。
・トトロは小さいときに夕方まで野山を遊び回っていたことを思い出させてくれました。
・ビデオと絵本を購入。愛知のサツキとメイの家も行った。子供がトトロの森へ行きたいと絵本の地図を見てせがまれたのを思い出す。
●3位:もののけ姫(1997)(31票)
『もののけ姫』ポスタービジュアル (C)1997 Studio Ghibli・ND
もうひとつの3位は、ジブリの充実期とも言える1990年代で一番人気となった『もののけ姫』でした。『もののけ姫』は神に呪われた主人公の青年・アシタカと犬神に育てられたサンを軸にした物語です。今回の上位作品のなかでは、特に「大人でも楽しめる」というコメントが目立ちました。本作は7月21日に『金曜ロードショー』で、3週連続ジブリ作品放送の最後を飾る形でノーカット放送されます。
【回答者の声】
・『もののけ姫』を観るといつも背中を押されます。真剣に生きようって思います。
・エボシ御前がかっこいい。
・大人が楽しめる映画かと。
・人間と自然と生き物の関係を考えさせられる。
・おトキさんの「生きてりゃなんとかなる」が好き。
『風の谷のナウシカ』ポスタービジュアル (C)1984 Studio Ghibli・H
●2位:風の谷のナウシカ(1984)(70票)
2位は、7月7日に『金曜ロードショー』で放送され、話題となった『風の谷のナウシカ』でした。3位の2倍以上の得票数を得ていることから、圧倒的な人気がわかるでしょう。トップクラフトという、かつて存在したアニメスタジオが制作したため厳密にはスタジオジブリ作品ではありませんが、ジブリの主要メンバーが参加し、同スタジオが設立されるきっかけとなった作品です。
【回答者の声】
・感動で泣くしかない。
・ナウシカの人としての真の優しさを感じると同時に、ナウシカのような強い優しさを持っていたい!
・大人っぽいけれど、まだ10代の女の子で一国の姫であり、戦士でもある。何かを守らないといけないというときに、その人の優しさや強さが表れるけれど身を挺してまで危険に立ち向かう姿に惚れた。同性だけど、あんな女の子に守られたい!!
・アニメも好きですが、マンガのほうも大好きです。話が壮大で、決しておとぎ話で片付けられないリアルさに惹き付けられます。
・壮大な世界観が描かれていて、実際に世界で問題になっているようなこともあり、深く心に刺さる。
■1位は、地上波で放送されると関連ワードがトレンド入りする人気作!
『天空の城ラピュタ』ポスタービジュアル (C)1986 Studio Ghibli
●1位:天空の城ラピュタ(1986)(82票)
2位に12票差と接戦を制したのは、「スタジオジブリ」にとって初作品となる『天空の城ラピュタ』でした。本作は鉱山で働く少年・パズーと空から降ってきた少女・シータによるボーイ・ミーツ・ガールストーリーです。『金曜ロードショー』での放送時に劇中での展開に合わせ、多くの視聴者がTwitterなどで「バルス」とツイートするのはネット界おなじみの光景となっており、35年以上前の作品ながら今でも愛される理由のひとつでしょう。
【回答者の声】
・生きるということを考えさせられる。
・冒険心をくすぐられる。
・壮大な世界観のなかで男の子と女の子が思い合い信じる気持ちが美しく描かれているところが大好きです。
・やっぱりバルス!!!!
・エンドロールの歌!
●間もなく公開『君たちはどう生きるか』はどこまで伸びる?
5位以下も『魔女の宅急便』(28票)や『耳をすませば』(26票)、『千と千尋の神隠し』(25票)と3位に近い票数を獲得した作品が並び、ジブリ作品の層の厚さを感じられる結果となりました。
なお近年の作品で人気だったのは11位の『風立ちぬ』でした。7月14日に公開される、約10年の宮崎駿さんが監督を務める長編アニメ『君たちはどう生きるか』がそれを超えられるような作品なのか、ジブリファンはもちろん、アニメファンからも注目が集まっています。
(はるのおと)
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