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理不尽すぎてズルっ! 歴代『ドラクエ』勇者を絶望させた「凶悪な敵専用攻撃」3選

マグミクス / 2023年11月2日 21時10分

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■強敵に連発されたらバランス崩壊?

「ドラゴンクエスト」シリーズには、いろいろな呪文や特技が存在します。味方専用の技だけでなく、なかには敵専用の技もあり、思わずプレイヤーが「それチートだろ?」と泣き言を言いたくなるような凶悪な技も登場しました。

 最初に紹介したいのは、主に『ドラクエ6』以降のラスボスなどが使ってくる「念じボール」です。デスタムーアやオルゴ・デミーラ、ラプソーンをはじめ、そうそうたる強敵が使い手でした。

 念じることで生み出した球を2回飛ばしてくる攻撃で、その地味な名称からは想像できないほどの高威力を誇ります。しかも1発の球の威力は「通常攻撃の半分+固定ダメージ」なので、固定ダメージ分はどれだけ守備力が高かろうと軽減できません。

 そして2発の球の攻撃対象はランダムで、万が一2連発で食らおうものなら即死も十分ありえました。あまりに凶悪すぎる威力だったためか、『ドラクエ9』以降の「念じボール」は固定ダメージの量が減少しています。

 さらに「念じボール」がやっかいなのは、作品によっては使用者がラスボスに限らない点です。『ドラクエ7』では、中ボスの「アントリア」が「念じボール」を使ってきますが、まだ育成途中のパーティで対応するのは相当に厳しかったです。

 続いて紹介するのも、ラスボスや裏ボスが使ってくる脅威の技「おぞましいおたけび」です。状態異常を付与する「おたけび」とはまったく別物で、こちらはパーティ全体に大ダメージを与える攻撃技でした。

 初登場は『ドラクエ6』でデスタムーアやダークドレアムが使い、以降のシリーズでもオルゴ・デミーラや深緑の巨竜といったボスが使ってきます。シンプルに全体攻撃としての威力が高く、パーティが一瞬で壊滅するほどの危険な攻撃でした。

 このように、ただでさえ凶悪な「おぞましいおたけび」ですが、シリーズが進むとさらなる強化が施されます。『ドラクエ10オンライン』や『ドラクエ11』では全体攻撃のダメージに加えて、状態異常が付与されるようになり、『ドラクエ11』ではザコ敵までもが、この強烈な技を使ってくる始末です。

 最後に紹介したいのは、ナンバリングタイトルで唯一、3DS版『ドラクエ8』のエスタークが使ってくる「必殺の一撃」という技です。

 単体に1000~1200の無属性ダメージを与える攻撃で、味方のHP上限の999を超えることから、その名の通り即死級の一撃となります。

 しかも『ドラクエ8』には「アストロン」のような無敵技や、HP1で耐えるような手段がないうえに、回避不能の必中攻撃です。それに、いつ、誰に向かって飛んでくるか分からないので「ぼうぎょ」などで対応するのも現実的ではありません。

 このように味方ひとりの死がほぼ確定するぶっ壊れ技なので、仲間ひとりの命は諦めて、そこからの立て直しに全力を注いだほうが無難と言えそうです。

 エスタークには「睡眠」に弱いという明確な弱点があったので、なんとなく許されていますが、それを知らない人にとっては凶悪すぎる技と言わざるを得ません。

『ドラクエ』をプレイ中に痛烈なボスの技を食らうと、思わず「それズルい!」と叫びたくなります。ですが、ボスからすると、ひとりに対して常に複数人で襲いかかってくる勇者一行にこそ「ズルい」と文句を言いたいかもしれませんね。

(マグミクス編集部)

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