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『るろうに剣心』キャラクター名に込められた「新潟愛」。人物名そのままの施設も実在

マグミクス / 2021年3月30日 19時40分

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■志々雄真実が率いる十本刀メンバーも新潟県の地名に由来

 シリーズ累計発行部数7200万部以上(電子版含む)を誇る大人気マンガ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』、通称『るろ剣』では、ファンなら知っている方も多いと思いますが、キャラの多くが新潟県の地名にちなんだ名前を持っています。そこで今回は、2部作連続公開の実写映画に先駆けて、キャラクター名の由来をご紹介します。

 主要メンバーから見ていくと、ヒロインの神谷薫は新潟県長岡市にある「神谷地区」、彼女と師弟関係にある明神弥彦は西蒲原郡の「弥彦村」が由来だといわれています。対して牛肉鍋の店「赤べこ」の店員・三条燕は三条市と燕市にちなんでおり、そもそも燕市には三条燕IC(インターチェンジ)、三条市には燕三条という駅名が実在します。

 ちなみに弥彦と燕は後々恋仲へと発展しますが、モデルとなった弥彦村と燕市は隣同士です。もちろん作者の和月伸宏さんが意図していたかどうか定かではないものの、ネット上では「るろ剣ファンには嬉しい発見!」「和月先生、粋なことするね」といった反響があがっていました。

 対して志々雄真実が率いる十本刀のメンバーにも、新潟県の地名にちなんだキャラクターが登場し、十本刀のひとり・悠久山安慈は長岡市に位置する悠久山に由来しています。また余談ですが、悠久山安慈の“安慈”は和月さんが影響を受けたロックバンド・アンジーからきているとか。

 他にも、「佐渡島」にちなんだ佐渡島方治、コシヒカリが有名な北魚沼郡(現:魚沼市)・南魚沼郡・中魚沼郡からは魚沼宇水、三島郡越路町(現:長岡市)に位置する沢下条は沢下条張……これら3人については、実写映画では佐渡島方治を滝藤賢一さん、魚沼宇水を村田充さん、沢下条張を三浦涼介さんが熱演したことで話題になりました。

 そもそも、なぜ新潟県の地名が由来なのかというと、作者の和月さんが育ったふるさとが新潟県長岡市であるためといわれています。ちなみに、長岡市の名がつくキャラクターには、元旗本の士族・長岡幹雄が該当します。

 映画『るろうに剣心 最終章』1作目が公開される4月23日(金)と同日に京都で開催予定の「るろうに剣心展」も、京都での展示終了後、新潟に巡回することが明らかになっています。2021年に大きく盛り上がる『るろ剣』は、新潟への注目も集めることになるでしょう。

※本文の一部を修正しました。

(マグミクス編集部)

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