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缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第307回 うどんを食べるならこれ乗せて! あいこちゃん牛カルビそぼろカレー味

マイナビニュース / 2024年4月26日 13時4分

画像提供:マイナビニュース

手早くお昼を済ませたい人にとって、冷凍うどんは心強い味方です。電子レンジでも熱湯でも調理でき、それでいてモチモチした歯応えが味わえます。

缶詰博士の黒川氏も、常に冷凍のさぬきうどんをストックしているそうです。

「具にはもちろん缶詰がオススメ。どんな種類でもおいしくなるけど、このあいだ試した牛そぼろ缶が良かった。カレー味なので箸が止まらないんです!」

→これまでのお話はこちら

○予想外の出来事

今回紹介するのは、伊藤食品が4月に発売した「あいこちゃん ご飯にかける牛カルビそぼろカレー味」であります。

同社はツナ缶やサバ缶などの魚介缶で知られているけど、近年は肉缶も充実していて、昨年は同じ牛カルビを使った「ご飯にかける牛カルビそぼろ 焼肉味」を発売している(紹介した記事はこちら)。

どちらも"ご飯にかける"と謳っている通り、白飯との相性が抜群なはずだが、今回のカレー味では予想外の出来事があった。それは一体なにか?

○懐かしい匂い

試食をするときには、まず開缶して中の様子を観察するのがいつものやり方である。表面の様子をさっと確認し、続いて匂いを嗅ぐのだが、ここで予想外の出来事"その1"があった。

カレーの匂いを嗅いだ瞬缶(瞬間)、下町のそば屋を思い出したのだ。それは昨今流行のスパイシーなカレーではなく、もっと心の深い部分に語りかけてくるような、あの懐かしいカレーうどん(そば)の匂いであります。

○白飯が飛ぶ

中身をフォークですくってみると、そぼろの合間にニンジンが混ざっているのが見えた。我が家のカレーも同じようにニンジンを入れることが多く、それだけで親近感を憶える。
それはともかく、すくった分をひと口食べたときに、予想外の出来事"その2"が起こった。味付けが甘いのだ。スパイスの風味はちゃんとあるけど、それよりも後を引くような甘さがあり、それが分かった途端に白飯という観念が吹っ飛んだ。これは絶対うどんに合う!

○めんつゆ使用で2食分

炊いた白飯はそのままにして、急いで冷凍のさぬきうどんを取り出した。

水を張った鍋を強火にかけ、沸騰するのを待つあいだに冷蔵庫からパック入り九条ネギと生卵を取り出す。別に急ぐ必要はないんだけど、なぜか気が急いてしょうがない。

そんなこんなで出来上がった牛カルビそぼろカレー味のうどんは、じつにウマかった。甘い味付けがそば屋のカレーうどん風なのだ。

また、うどんにはめんつゆをかけてあったから、そば屋風味わいはさらにUP。その分、缶詰の使用量も1/2缶で済んだため、2食分を作ることが出来た。いろいろと満足できる試食でありました。

缶詰情報
伊藤食品/あいこちゃん ご飯にかける牛カルビそぼろカレー味 60g 12缶2,380円(1缶約198円)
同社の直販サイトなどで購入可

缶詰博士 かんづめはかせ 昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。初のエッセイ本「缶詰だよ人生は」(本の泉社刊)も絶賛発売中!公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。 この著者の記事一覧はこちら
(缶詰博士)

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