米Bose、パワフルなサウンドを持ち運べるスピーカー「SoundLink Max」

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米Boseは5月2日（現地時間）、ポータブルスピーカーの新製品「SoundLink Max Portable Speaker」を発表した。ハンドルを備えたユニークなデザインで、屋外パーティでも活躍するビッグサウンドを持ち運べる。内蔵バッテリーによる再生時間は最大20時間。Bluetooth 5.3に対応し、AUX端子も備えている。米国での価格は399USドル、2日よりBose.comで予約受け付けを開始しており、5月16日に発売される。カラーはブラックとブルーダスクの2色。

SoundLink Maxは、本体サイズが4.73×10.42×4.13インチ、4.7ポンド（約2130g）。Appleの据え置き型スピーカーHomePodに近いサイズだが、SoundLink Maxにはロープハンドル（取り外し可能）が付いており、手に持って持ち運びやすい。シリコンを包んだスチールの外装にパウダーコーティングが施されており、IP67等級の防水防塵性能を持つ。衝突、落下、衝撃に耐えるように作られており、腐食や紫外線にも耐性がある。プールサイド、ビーチ、公園などあらゆる場所に持っていける。

サウンドシステムは、前面に3つのトランスデューサー（ドライバー）を配置したアーティキュレーテッド・アレイを採用し、カスタム設計のパッシブラジエーターｘ2基、歪みを抑える独自のデジタル信号処理、サウンドバーの技術も取り入れて、スピーカーの実際のサイズを感じさせない広がりのある自然なサウンド、深い低音性能を提供する。

Bluetooth接続は最大6台のデバイスを登録し、最大2台の同時接続が可能である。ペアリングには、AndroidのFast Pairを利用できる。AUX入力により、CDプレーヤーやターンテーブルなど有線接続が必要な機器にも対応する。スピーカー上面にあるショートカット・ボタンにはデフォルトでAUX入力とBluetooth接続の切り替えが割り当てられている。また、「Bose」アプリ（Android、iOS）を使って、ボタンの機能をSpotifyのアクセスに変更することが可能。

充電時間は、推奨されている15W以上の充電器を使って〜5時間で完了する。また、充電用のUSB-Cポートは、スマートフォンなどUSB対応デバイスへの給電もサポートする。

ロープハンドルには、カラフルな4色の「Max Rope Handle」、SoundLink Maxを肩がけして持ち歩ける「Rope Carrying Strap」など別売アクセサリが用意されている。
（Yoichi Yamashita）