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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第149回 延べエントリー数9,000件! 格ゲーの盛り上がりを象徴するイベントになった「EVO Japan 2024」

マイナビニュース / 2024年5月6日 15時48分

画像提供:マイナビニュース

4月27日から29日までの3日間、対戦格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024」が開催されました。「EVO Japan」は、北米で行われる格闘ゲームイベント「EVOLUTION(EVO)」の日本版。今年で5回目を数えます。今回の「EVO Japan 2024」では、メインタイトルのオープントーナメントと、有志によるさまざまなサイドイベントが行われました。

メインタイトルは、『ストリートファイター6(スト6)』『鉄拳8』『ギルティギア ストライヴ』『KOF XV』『ストリートファイターIII 3rd Strike』『グランブルーファンタジーバーサス ライジング』『UNDER NIGHT IN-BIRTH II』の7タイトル。すべてのタイトルで賞金が発生し、それぞれ優勝賞金100万円、賞金総額1400万円です。

これまでのEVO Japanでは、参加費に加えて、最終日に開催される主要3タイトルの決勝トーナメント以外は入場も無料でした。しかし、今年は、参加費と入場料が有料化。コミュニティ主催で、メーカー以外の企業が運営する以上、有料化することは健全な運営、継続性の担保から考えても然るべきと言えます。

実際、25,000枚用意したチケットは事前に完売。さらに、3日間の来場者数は過去最高を記録したとのことなので、有料化は、参加者、観戦者、どちらからも受け入れられているのでしょう。なお、参加者は延べ人数で9,000を超えており、海外からも多くの人が参加しています。

今年の会場は、ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩5分の「有明GYM-EX」。東京オリンピックの体操競技会場として建設された施設です。昨年の会場だった「東京ビッグサイト南ホール」とほぼ同じ床面積ですが、今年は参加者も多く、出展ブースも多めだったので、少し手狭に感じました。

初日は、すべての参加者が来場するので、同じ床面積だと到底入りきれませんが、予選のプールを細かく分け、1つのプールでの試合数を減らし、同時進行が可能になる対戦台配置をしていました。

さらに、予選時間を8つに分けることで、1度に会場に入る人を分散させ、混雑を緩和させていたのが功を奏した印象です。そのおかげで1日目はプールのテーブルに集まる人数が10~12人程度と、かなり余裕が感じられました。

ただ、2日目になるとプールの人数が24人程度と、倍増したのと、1日目で敗退した人たちが観戦に来ていたので、昨年同様の混み具合となっていました。昨年は、1日目で敗退した人が2日目に来ないケースが多かったのですが、今回は参加チケットが1・2日目共通券だったので、2日目も観戦しに来る初日敗退者が増えたようです。

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