「お前も大河まで出て薬物で捕まっただろと言われそうだが」大河俳優が”元大河子役”逮捕に私見

高知東生

薬物依存からの回復を目指している俳優高知東生（59）が4日までに、X（旧ツイッター）を更新。元俳優若山耀人（きらと）容疑者（20）が栃木県那須町で夫婦の2遺体が見つかった事件で逮捕されたことに言及した。

高知は「大河にまで出た元子役が殺人事件で逮捕。衝撃的だよな。お前も大河まで出て薬物で捕まっただろと言われそうだが、人生はちょっとしたつまづきが、悪い方にばかり転がり取り返しがつかなくなることってある。これまでの彼の人生にどんな背景があったのか？『短絡的』と片付けずに動機を深掘りして欲しい」と私見を述べた。

この投稿に対し「人生って、自分の思った様に行かない事が多いですよね。分岐点て方向を間違うと転がり落ちる」「罪と自分と向き合ってほしいですね」「マジでそう思います」「あの子首にまでタトゥーしてた」「深堀する事によって、同様な犯罪者を生み出さないようにする事が大切ですよね」などとさまざまな声が寄せられている。

若山容疑者は職業不詳姜光紀容疑者（20）とともに逮捕され、いずれも実行役とみられている。逮捕容疑は平山綾拳容疑者（25）や佐々木光容疑者（28）と共謀し、同月16日未明から早朝にかけ、会社役員宝島龍太郎さん（55）と妻幸子さん（56）の遺体に火を付けて焼損した疑い。2人組は、遺体発見前日の4月15日夜に平山容疑者から車を借りた後、東京都内の空き家で夫婦を暴行した疑いがある。

若山容疑者は14年のNHK大河「軍師官兵衛」で黒田官兵衛の幼少時代を演じて注目された。12年の日本テレビ系「悪夢ちゃん」、13年のテレビ朝日系「仮面ライダーウィザード」などにも子役として出演。18年には映画「曇天に笑う」に出演。関係者らによると、同映画の出演を最後に芸能界を引退していたという。

高知は99年、NHK大河ドラマ「元禄繚乱」に出演している。