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三田友梨佳「主人は沙織里と私を重ねて」映画ミッシングを夫婦で鑑賞「私も自分を失うほど混乱」

日刊スポーツ / 2024年5月9日 14時9分

映画「ミッシング」公開直前「母の日」特別試写会に出席した、石原さとみ(左)と三田友梨佳(撮影・加藤理沙)

元フジテレビのフリーアナウンサー三田友梨佳(36)が9日、都内で、石原さとみ(37)の主演映画「ミッシング」(吉田恵輔監督、17日公開)公開直前「母の日」特別試写会にトークゲストとして出席した。

同作は娘が失踪した家族の心を描いた衝撃作品。石原は娘を探し続ける母親の沙織里を熱演している。

三田は20年1月に会社員と結婚、23年3月に第1子を出産した。三田自身も母になり変化があったと明かし「スーパーに行くとき、買い物した荷物と子どもを抱えて、これまで持てない重さを軽々と持ち上げている事に驚いた」という。「普段はジムでこんな重さ持ち上げられないのに、子どもなら持てる。母になって強くなっていると思います」。石原も「人間って徐々に筋トレしてるんですかね?」と笑った。

母親であり、同作の重要な要素である「報道の現場」の視点について、三田は過去に「子どもが失踪したニュースで、どう伝えようか悩み続けた時期があった」と苦悩を話した。

続けて「報道に正解はないけど、その当時は当事者の言葉を大切にフラットに、本人には自分の気持ちが伝わるように心がけたんです。後日、お子さんのお父さんから『三田さんの伝え方にホッとした。ありがとう』と人を通じて伝えられたんです」と明かした。

同作を夫婦で鑑賞した三田は「見終わった後に、主人から『産後1カ月くらいまでは、沙織里みたいな感じだったよ』と言われて」と笑い、「ケガや風邪の時に私も自分を失うほど混乱して、主人は沙織里と私を重ねていたらしく。それだけリアルな夫婦の姿を描いているんだなと思いました」と語った。

同イベントは石原自身も出産後初の主演映画となった事にちなみ、今月12日「母の日」にあわせて、観客は女性限定で実施した。

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