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堂本光一「Endless SHOCK」歴代単独最多公演の記録更新 演じ抜いた24年

日刊スポーツ / 2024年5月10日 4時0分

国内演劇・単独主演記録1位更新となる「Endless SHOCK」2018回公演で熱演する堂本光一(中央)(撮影・浅見桂子)

KinKi Kids堂本光一(45)が9日、東京・帝国劇場で行われた主演ミュージカル「Endless SHOCK」に出演した。シリーズ通算2018回目の公演。同作ラストイヤーのメモリアルなタイミングで、国内単独主演作品で演劇史上歴代最多記録を更新した。

   ◇   ◇   ◇

光一が金字塔を打ち立てた。カーテンコールで「2000年の初演当時は21歳でしたが、ここまで長くやらせていただけるとは思っていませんでした。ましてや本日は2018回目です」と感慨を込めた。“キリ番”公演恒例となったくす玉のひもを引いた。大量の紙吹雪を浴び、大きな拍手を浴びた。「おめでとうございます」「すげえぜ!!」などとキャストたちから祝福された。「よっ日本一! 光一!!」と書かれた帯が頭上でなびいた。

シリーズ25年目の今年、年内で幕を下ろすと発表した。初演から8589日となった5月9日夜公演でついに、1961年(昭36)から09年まで森光子さんが主演舞台「放浪記」で積み上げた2017回を抜いた。「実感は全くないです。すごく不思議な感覚。そこに求めてくださる方がいるから、っていうのが大きいです。それにお応えしたいという思いが強かった」と感謝した。

海外では、ユル・ブリナーさんが85年の死去まで舞台「王様と私」に王様役で4600回以上出演したとされるが、別の俳優が演じていたこともあるという。代役なしの単独主演記録として、「SHOCK」は世界的にも類を見ないロングラン公演だ。「メンタル的には今一番いい状態ですけど、フィジカル的には“きて”ます。体は正直です。でも皆さんからお祝いしていただけることで、まだまだ期待していただけているのかなと。自分を鼓舞していきたい」と誓った。

くしくもこの日は森さんの誕生日。「自分は森さんと同列には並べられないので。今も昔も変わらず、偉大な尊敬する大先輩ですから」と恐縮した。森さんの名言「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」を引用した上で、光一流のモットーを明かした。

「自分は逆で。『あいつより へたなんだから 命燃やさないと』って思ってやってきました。自分には何もないですから。命を燃やして、その輝きをお届けするしかないなと思ってやってきた次第です」

トップアイドルながら、ひたむきに謙虚に走り続けてきた。「この景色が見られて、温かい拍手をいただいて、本当に幸せなことです」と感謝し、花束を掲げて何度も跳びはねた。【横山慧】

○…カーテンコールには過去に「SHOCK」シリーズに出演したキャストたちがサプライズで登場した。初期から作品を支えた今井翼(42)や屋良朝幸(41)、ヒロイン役で出演した梅田彩佳(35)やオーナー役の森公美子(64)らの姿もあった。

◇主な通算1000回以上を達成した単独主演による連続公演記録

◆森光子さん 「放浪記」 2017回 1961年10月~2009年5月

◆松本白鸚 「ラ・マンチャの男」 1324回 1969年4月~2023年4月

◆山本安英さん 「夕鶴」 1037回 1949年10月~1986年4月

※交互主演、代役主演を行わず同一の主演者だけが主演と定義

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