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【生放送中に寝たことも】かとうれいこが語るイエローキャブ時代 忙しすぎて「移動の車で寝ていた」

NEWSポストセブン / 2024年4月24日 11時15分

イエローキャブの筆頭格として活躍したかとうれいこ

 1990年代~2000年代にかけて“巨乳軍団”として芸能界を席巻したイエローキャブ。その筆頭格だったかとうれいこが当時の芸能界を振り返った。

 かとうは1989年、「’90クラリオンガール」に選出されると、グラビアをはじめ活躍し、1990年には歌手デビュー、女優デビューを次々と果たしていく。

「仕事を終えて家に帰っても数時間後にまた別の仕事で出なければならなかったりして、たっぷり睡眠を取る余裕なんてありませんでしたね。どこで睡眠を確保していたかといえば車や新幹線でのちょっとした移動の合間です。おかげで当時はどこでも寝られる特技が身についていました。今だから話せますが、ハードさのあまり生放送の番組中に目を開けたまま寝てしまって、あとでスタッフさんに『今寝てたでしょ』と指摘されたりしてました(笑)」

 その多忙さはグラビア撮影の様子からも見てとれる。

「グラビアの撮影では、ハワイ、グアム、サイパン、バリなどいろんなところに行きましたが、現地を楽しむ余裕はなかったですね。いつも複数の媒体が入れ替わり立ち替わり入って撮影していて、自分が何のどの雑誌や写真集の仕事をしているか分からない状態でした。1か所で撮影していても次はA社、その次はB社といった感じでしたから」

 グラビアクイーンとして相当数の撮影をこなしていたかとうだったが、とくに印象に残っている写真集がある。

「小澤忠恭さんに撮ってもらった写真集『Secret Love』(1993年、T・I・S刊)は、ロサンゼルスと東京で撮影したものでした。このときは、この写真集のためだけにスケジュールを組んで撮影をしていたので、初めて『写真集を作ってるんだ』と自覚的に取り組めた仕事でした」

 そんなかとうを発掘したのは、イエローキャブの元社長・野田義治氏である。

「初めて野田さんとお会いすることになり、喫茶店で待ち合わせました。私がお店に着いたとき、すごい大声で電話をしているメガネ・ヒゲの人を見かけたんです。大声とその態度に威圧感があり『この人じゃなければいいな』と思っていたのですが……、やはりその人が野田さんでした。そんな最悪な第一印象でしたが(笑)、野田さんはウソはつかないし、タレントを守ってくれたのでふれ合うに連れて信頼度は増していきましたね。最初がマイナスのスタートだったので、好感度は右肩上がりで(笑)」

 かとうのイエローキャブでのキャリアの最初はまだ “軍団”と称される前で、芸能界でもあまり大きくない存在だった。当時の様子を語る。

「当時はマネージャーがついているのに、野田さんはどの現場にも来ていて、しかもかなり先に現場に入っていて、向かっている途中に『今どこだ?』なんて電話がしょっちゅうかかってきました(笑)。当時はいつもマネージャーと野田さんと私という感じで、どこにいても何があっても3人で“家族”という感じでした。まるで昭和の家族のような。野田さんは、張り切ってやりすぎちゃうお父さんみたいな(笑)」

【プロフィール】
かとうれいこ/1969年生まれ、埼玉県出身。1989年「’90クラリオンガール」に選出され、写真集、ドラマ、CMなどで売れっ子となる。2001年にプロゴルファーの横尾要氏と結婚。2012年から芸能界に復帰

取材・文/松本祐貴

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