レイヤーズ・コンサルティング、構造計画研究所とオンラインセミナーを共催「新時代の製品開発のデジタル革新 ~モデルベース開発を実現せよ~」
PR TIMES / 2024年4月15日 12時45分
マツダ 常務執行役員兼CIO 木谷昭博氏、ジェイテクトサーモシステム 理事 藤山周秀氏登壇
株式会社レイヤーズ・コンサルティング(東京都品川区、代表取締役CEO:杉野 尚志、以下:レイヤーズ)は、2024年5月17日(金)に株式会社構造計画研究所との共催で、オンラインセミナー『新時代の製品開発のデジタル革新 ~モデルベース開発を実現せよ~』を開催いたします。
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『デジタルトランスフォーメーション』や『インダストリー4.0』と、製造業においてもデジタル化の必要性が長らく叫ばれてきました。しかし、多くの企業では従来の2D図面による開発業務が足かせとなり、デジタル技術による製品開発プロセス革新が進んでいないのが実情です。
顧客ニーズの多様化とグローバルでの需給増に伴い、製造業各社には“商機を逃さず素早くタイムリーに新製品を世に出すスピード”が求められています。
このような背景から、自動車・産業機械等の数多くの製造業に対して経営コンサルティングサービスを提供しているレイヤーズと、工学知をベースとした技術コンサルティングサービスを提供している株式会社構造計画研究所が、MBE(※1)の実践のための3DモデルおよびCAE(※2)による開発から生産までの一気通貫プロセス改革の必要性およびその実践を推進するためのセミナーを共催するにいたりました。
基調講演Iでは、肥大化するソフトウェア開発、相反する「品質」と「コスト」と「時間」の課題をデジタル技術とプロセス革新で乗り越えたマツダでモノ造り革新のDXを推し進められている、マツダ株式会社 常務執行役員兼CIO 木谷 昭博 氏よりご講演をいただきます。
基調講演IIでは、株式会社ジェイテクトサーモシステムでCAE※2の普及に取り組まれている 理事/商品開発部長 兼 実験解析Gr長 藤山 周秀 氏よりご講演いただきます。藤山氏は、CAE技術にいち早く着目し、社内活用を先駆的に推進。3D設計・BOM連携・PDM/PLM導入にも従事され、幅広くAI技術の活用を視野に、クラウドを活用したCAEを軸にデジタル革新を推進しておられます。
レイヤーズ・コンサルティングからは「MBEによるデジタル化とプロセス革新で開発LT半減を実現した事例とポイント」、構造計画研究所からは「クラウドで実現する製品開発イノベーション」と題して、それぞれ講演いたします。
※1 MBE:Model Based Enterprise:製品・ヒト・環境などをモデル化し、シミュレーションや下流工程で活用する手法
※2 CAE:Computer Aided Engineering:開発初期段階から行うコンピュータを用いた仮想試作・試験
■オンラインセミナー概要
開催日時:2024年5月17日(金)15:00~17:00
会場 :オンライン形式
参加費 :無料(事前登録制)
詳細・お申込み: https://www.layers.co.jp/seminar/s20240517/
内容 :
■オープニング
・本セミナーの趣旨
・今求められる製品開発の方向性
杉野 尚志(株式会社レイヤーズ・コンサルティング 代表取締役CEO 公認会計士)
■基調講演I「マツダのデジタル改革とソフトウェア開発の取り組みについて」
・Mazda Digital Innovationの取り組みとポイント
・ソフトウェア開発の取り組み
・関係部門を巻き込んで改革を推進する上でのポイント
木谷 昭博 氏(マツダ株式会社 常務執行役員兼CIO 業務イノベーション担当)
■基調講演II「CAEでプロセスを“変える”意識を“変える” ~すべては顧客満足のために~」
・デジタル技術のゼロスタートを成功に導くポイント
・CAEによる設計・開発プロセス革新実現の道しるべ
藤山 周秀 氏(株式会社ジェイテクトサーモシステム 理事/商品開発部長 兼 実験解析Gr長)
■講演I「MBEによるデジタル化とプロセス革新で開発LT半減を実現した事例とポイント」
・成功モデルをいかに活用できるか?
・デジタルコンカレントを支えるBOM・BOP連携とCAE/DMUによるシミュレーション
景山 侑亮(株式会社レイヤーズ・コンサルティング SCM事業部 マネージングディレクター)
■講演II「クラウドで実現する製品開発イノベーション」
・計算リソースだけでない!クラウドプラットフォーム3つのメリット
・シミュレーション×データ共有による製品開発事例
田口 公一(株式会社構造計画研究所 SBDプロダクツサービス部 部長)
■登壇者について
木谷 昭博 氏
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マツダ株式会社
常務執行役員兼CIO
業務イノベーション担当
1982年にマツダ株式会社に入社後、CAD/CAM/CAEの開発に携わってきた。その経験を活かし、マツダの全社デジタル革新プロジェクトであるマツダデジタルイノベーション(MDI)の企画・推進を担当。ITの進化、お客様ニーズの多様化に伴い、開発からお客様まで全てを繋げることで、業務・ビジネス革新に取り組み、現在に至る。
藤山 周秀 氏
株式会社ジェイテクトサーモシステム
理事/商品開発部長 兼
実験解析Gr長
[画像3: https://prtimes.jp/i/49307/11/resize/d49307-11-7fdb7b4102c0a839c7b3-2.png ]
1991年にダイキン工業株式会社・機械技術研究所に入社、その後2001年に光洋サーモシステム株式会社(現:株式会社ジェイテクトサーモシステム)へ転職、熱処理装置の新商品開発の傍ら、CAE技術の社内活用を一人推進し始めた。さらにCAEの社内普及を目指して3D設計の推進を始めると、上流から下流までのBOM連携の重要性に気づき、PDM/PLMの導入からその運用定着まで従事。常に社内のデジタルツール活用による業務の革新を追い求めながら、現在は幅広くAI技術の活用を視野に業界ダントツのCAE技術確立を目指し取り組んでいる。
杉野 尚志
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株式会社レイヤーズ・コンサルティング
代表取締役CEO 公認会計士
アーサーアンダーセン(現:アクセンチュア株式会社)を経て、1983年株式会社レイヤーズ・コンサルティングを設立。503名のコンサルティングスタッフを有する日本発のコンサルティング会社の代表取締役CEOとして現在に至る。上場企業に対し、コストダウン推進及びコストマネジメントシステム開発・導入、グローバル経営管理制度の構築・導入、会計システム構築、成長戦略構築、新規事業開発、業務改革、ITマネジメント等のコンサルティングを多数行う。
景山 侑亮
[画像5: https://prtimes.jp/i/49307/11/resize/d49307-11-1fe6836b982428ef8433-4.jpg ]
株式会社レイヤーズ・コンサルティング
SCM事業部
マネージングディレクター
精密機器メーカー、自動車メーカー、自動車部品メーカー、空調メーカーなど様々な業界で、開発・生産部門における業務改革、原価企画・原価改善に関するコンサルティングを多数行う。業務改革については、開発、生産、エンジニアなど多くの機能領域でコンサルティングを実施。プロジェクト責任者として経験多数。
田口 公一
[画像6: https://prtimes.jp/i/49307/11/resize/d49307-11-663af404caef2f422215-5.png ]
株式会社構造計画研究所
SBDプロダクツサービス部
部長
自動車メーカー、電気・機械メーカーを中心に、設計から製造までの幅広い領域で業務支援ソリューションを提供し、LT短縮、コスト削減で多数の実績を得る。現在、所属部門のコンセプトであるSBD(Simulation Based Design)に基づき、製造業の多様な設計スタイルに合わせたCAE導入支援を提供し、品質向上、生産性向上、付加価値向上に取り組んでいる。
レイヤーズ・コンサルティングについて 企業URL:https://www.layers.co.jp/
1983年に創業した約503名のコンサルタントを有する日本発の独立系コンサルティング会社です。私たちは自らが「戦う創造集団」として、オープンイノベーションの実現や社内常識の打破を通じて、お客様が激しい環境変化の中、勝ち残るためのパワーエンジンとしてご支援することを使命としております。
製造業へのエンジニアリングチェーン領域、サプライチェーン領域、コストマネジメント領域のコンサルティングをはじめ、経営管理制度の構築・導入、会計システム再構築、人事経理業務改革、人事・タレントマネジメントシステム構築、人事制度設計、事業戦略再構築、新規事業開発、デジタルトランスフォーメーション推進などの幅広い領域で、国内有力企業約500社に対し、約1,000プロジェクトのコンサルティングサービスを提供しております。
構造計画研究所について 企業URL:https://www.kke.co.jp/
構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。
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