大河「光る君へ」伊藤アナの語り「死に絶えた」に視聴者驚愕「ごっそりナレ死」「大河史上最大では」

母、ちやは（国仲涼子）の仇だった藤原道兼（玉置玲央）の死を悼み、琵琶を奏でるまひろ（吉高由里子）と聴き入る父、藤原為時（岸谷五朗）。このシーンに伊藤アナの「死に絶えた」の語りが重なった（C）NHK

NHK大河ドラマ「光る君へ」（総合など）の第18話「岐路」が5日、放送され、疫病により多くの上級官僚が病死したことを、同局の伊藤敏恵アナウンサーのナレーションでサラッと伝える演出に、視聴者から驚きの声があがった。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部（まひろ、吉高）の幼少期からの生涯と、「源氏物語」の執筆や権力者、藤原道長（柄本佑）とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。ドラマは一条天皇（塩野瑛久）の時代が描かれており、この日の放送で、道長の次兄、道兼（玉置玲央）が、長兄の道隆（井浦新）が病死して空位になっていた関白に就任した。しかし都にはびこる疫病への対策に奔走していた道兼は、自身も感染。就任の儀式の最中に昏倒し、病状が急激に悪化してその7日後に亡くなった。そして伊藤アナが「語り」で、その後の状況を説明。「道兼が死んでからわずかひと月の間に、道長、伊周を除く大納言以上の公卿は死に絶えた」というナレーションが流れた。

結構な大問題をサラッとナレーションで説明する演出に視聴者はビックリ。SNSに「死に絶えた、だと！？」「さらっと恐ろしいナレーション」「ごっそりナレ死」「大河史上最大のナレ死じゃないかこれ」「シュール過ぎ」などのコメントが殺到した。