i-nest capitalがメタボ患者のための医療機器プログラムを開発する「株式会社メドミライ」へ投資
PR TIMES / 2022年2月7日 18時15分
i-nest capital株式会社(読み:アイ・ネスト・キャピタル、本社:東京都目黒区、代表:山中卓、以下i-nest capital)は2022年2月、同社1号ファンドである「i-nest1号投資事業有限責任組合」を通じ、株式会社メドミライ(本社:東京都文京区、以下メドミライ)への投資を実行いたしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/51734/37/resize/d51734-37-9ae4e6246bd28d6a734c-0.png ]
■ メタボ治療を支援する医療機器プログラム「メドミライ」を開発
メドミライは「東京大学センター・オブ・イノベーション(COI) 自分で守る健康社会拠点」の研究成果を基盤に、東大発ベンチャー企業として2021年5月に設立されました。
メドミライは「世界の人々に、明るく健やかな“ミライ”を」を理念に、テクノロジーとサイエンスの融合で、個人に寄りそう新しい医療を創造し提供することを目指しています。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、以下メタボ)とは、内臓脂肪が過剰に蓄積されていることに加え、血圧上昇、空腹時の高血糖、脂質の異常値などがみられる状態のことで、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる動脈硬化のリスクを高め、糖尿病や高尿酸血症(痛風)など多くの生活習慣病の原因となることが分かっており、また、医療費抑制の観点からもメタボ治療は大きな社会的課題となっています。
この課題を効率的、効果的に解決し、メタボ治療の質を高めるべく、メドミライはメタボの医療機器プログラムアプリ「MED MIRAI(メドミライ)」を開発しています。
本アプリは治療を補助する医療機器プログラムとして厚生労働省による承認(※1)および保険収載を目指しており、承認後は医師が質の高いメタボ治療の提供することが可能になります。
メドミライは、今回の調達資金をアプリの開発費およびさらなる臨床試験準備費に充て、メタボに対する世界初の(※2)医療機器プログラムの発売に向け、引き続き取り組んでまいります。また、中長期的にはメタボの予防や保健指導、診断並びに服薬指導、そしてアフターケアまで、全て在宅で完結できる遠隔での医師・保険師・薬剤師による総合的な保健医療サービス提供も目指しています。
(※1)厚生労働省では、国際整合性等を踏まえ、旧薬事法の一部を改正し、新たにプログラム(ソフトウェア)は医療機器として製造販売の承認等の対象となりました(平成26年11月25日に施行された 「薬事法等の一部を改正する法律」(平成25 年法律第84 号) )。参照:「プログラムの医療機器該当性に関するガイドラインについて」(令和3年3月31日付け薬生機審発0331第1号・薬生監麻発0331第15号)
(※2)メドミライ調べ
■ i-nest capitalは豊富なノウハウ&ネットワークで成長を支援
i-nest capitalは、エンターテインメント&ライフスタイル領域を中心に新産業の創造や社会課題の解決を目指すベンチャーキャピタルです。
生活習慣病は日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などを含んでおり、日本人の死因の約6割に達しています。メタボが生活習慣病の大きな原因になっており、効果的、効率的な対策を行えば、医療費の削減にもつながると考えられています(※)。
弊社は、メドミライの優れた経営陣、および東京大学COIと連携したチーム力を強みとし、同社が最先端ITとヘルスケアを組み合わせた同領域におけるリーディングカンパニーとなり得る将来性を評価し、今回の出資に至りました。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、外部取締役の派遣、各パートナーの豊富な実績および広範なネットワークを活かして、メドミライの企業価値向上に貢献してまいります。
(※)参照:厚生労働省HP
■ 株式会社 メドミライ
・連絡先 : onodera@medmirai.co.jp(担当:小野寺)
・設立 :2021年5月
・代表者 :代表取締役社長 河原 三紀郎(かわはら みきお)
■ i-nest capital株式会社(アイ・ネスト・キャピタル)
・Webサイト :https://www.i-nestcapital.com
・連絡先 :info@i-nestcapital.com
・設立 :2019年5月
・代表者 :代表パートナー 山中 卓(やまなか たかし)
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