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QLifeとノボ ノルディスク ファーマ、次期健康増進計画における自治体保健師の注目分野の調査結果を発表

PR TIMES / 2023年9月8日 13時45分



株式会社QLife (キューライフ/本社:東京都港区、代表取締役:有瀬和徳、以下、「QLife」) とノボ ノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:キャスパー ブッカ マイルヴァン、本社:東京都千代田区、以下、「ノボ ノルディスク ファーマ」) は、全国の自治体保健師を対象に次期健康増進計画の注目分野に関する調査を実施し、本日、調査結果を発表しました。本調査は、自治体の健康増進政策に関する実態を探ったもので、全国537自治体の健康増進部門・国保年金部門を対象に、電話およびメールフォームにて行いました。調査は2023年6月に実施し、306件の有効回答を得ました。

調査の結果から、多くの自治体 (85%) が、保健事業の次期策定計画において肥満・糖尿病・循環器などの「生活習慣病対策」を最優先分野と位置付けていることがわかりました。また、肥満症*に関連する疾患啓発活動を経験しているまたは検討中の自治体が大多数でした。さらに、85%の自治体が、特定健診後に肥満症のリスク因子である血糖値・血圧・脂質に異常値があるにもかかわらず未受診である方への受診勧奨事業について、「血糖値・血圧・脂質」 のうち 2つ以上の検査値で実施していると回答しました。一方、健康無関心層・若年層・働き世代へのアプローチ方法については課題として捉えていることがわかりました。ノボ ノルディスク ファーマは、肥満症の疾患認知率・診断率向上に向けて各自治体と協働し、疾患啓発イベントの企画や好事例の共有等を通じて自治体の健康増進政策に貢献していく所存です。


*肥満症は、肥満 (BMI ≧ 25) があり、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、肥満に起因ないし関連する健康障害[1]を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態と定義されています。

[1] 肥満症の診断に必要な健康障害:
1. 耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
2. 脂質異常症
3. 高血圧
4. 高尿酸血症・痛風
5. 冠動脈疾患
6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
7. 非アルコール性脂肪性肝疾患
8. 月経異常・女性不妊
9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
10. 運動器疾患 (変形性関節症:膝・股関節・手指関、変形性脊椎症)
11. 肥満関連腎臓病


■調査結果のサマリー
[次期策定計画において優先度の高い分野]
多くの自治体が次期策定計画において最優先として挙げた分野が肥満・糖尿病・循環器などの「生活習慣病対策」でした (85%)。次いで、がん対策やフレイル・ロコモ対策が挙がりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6756/101/resize/d6756-101-3b1a235cf095c73d439e-0.png ]


[肥満対策として今後優先したい取り組み]
肥満対策として今後優先したい取り組みは「栄養・運動・生活指導」や「一般市民向けの啓発活動 (講座やイベント)」でした。「その他」と回答した自治体に具体的な内容をヒアリングしたところ「特定疾患に注力した施策の実施」「若年層・働き世代への啓発活動」「肥満症の重症化予防とスクリーニング」「企業との連携」といった意見が見られました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/6756/101/resize/d6756-101-da4d4e7eacc0809e334a-0.png ]


[肥満症にかかわる受診勧奨事業の実施項目]
健診で、肥満症のリスク因子である血糖値・血圧・脂質に異常値があるにもかかわらず未受診である方への受診勧奨事業の現在の実施状況を尋ねたところ、「血糖値・血圧・脂質」のうち2つ以上の検査値について実施していると回答した自治体が85% (194自治体) でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6756/101/resize/d6756-101-d8e5841bc8b11d2fbf55-0.png ]


[肥満症に関する疾患啓発活動の内容]
肥満症に関する疾患啓発活動は86%の自治体が「経験あり」と回答。そのうち43.2%は「健康教室や市民向け講座」を実施していました。
「その他」と回答した自治体に具体的な内容をヒアリングしたところ、「生活習慣に特化したプログラム実施」や「出張講座の実施」などが挙げられました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/6756/101/resize/d6756-101-76cbdcd240706e74093a-0.png ]


[肥満症に関する疾患啓発活動における課題]
肥満症に関する疾患啓発活動において課題と感じていることは「アプローチ方法 (無関心層)、集客」が最多でした。また、「開催するプログラム内容の工夫」も課題として挙がりました。(上位5回答を掲載)
[画像5: https://prtimes.jp/i/6756/101/resize/d6756-101-7b37432284fc6c93beb8-0.png ]

調査期間: 2023年6月1日~6月16日
調査対象 : 全国537自治体の健康増進部門・国保年金部門
調査方法 : 電話およびメールフォーム (有効回答数306件)


QLifeについて
株式会社QLifeは、エムスリー株式会社のグループ会社として、 「生活者」「医療従事者」「製薬・医療機器メーカー」の三方向にサービスを提供しています。これらの基盤を活用し、医療業界の様々な課題を解決する、メディカルマーケテイングを実践しています。詳細は、ウェブサイトをご覧ください。(https://www.qlife.co.jp )

ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、1923年創立のデンマークに本社を置く世界有数のヘルスケア企業です。私たちのパーパスは、糖尿病で培った知識や経験を基に、変革を推進し深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約59,000人の社員を擁し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。 (www.novonordisk.co.jp)

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