神戸の未来、みんなで語り合おう「TALKING CIRCLE KOBE2023」意見交換ワークショップ

中央区、須磨区、西区の３会場で開催！

　神戸新聞社では株式会社AKINDとともに神戸市から委託を受け「次期総合基本計画策定支援業務」に取り組んでいます。今回、神戸新聞社、AKINDでは意見交換ワークショップを開催しました。神戸市が今後進むべき方向性を示す「総合基本計画」を30数年ぶりに刷新するにあたって、そのベースとなる“まちの基本理念”ともいうべき「基本構想」づくりに向け、市民が思いを自由に語り合うワークショップ「TALKING CIRCLE KOBE（トーキングサークルコウベ）2023」が9月に神戸市中央区のumie、須磨区の須磨海浜公園にある須磨ホール、西区のなでしこ芸術文化センターの３会場で開かれました。神戸市は今後、市内各区で開くワークショップとアンケートを通じて市民から意見を集め、基本構想づくりに生かしていきます。



　年末にかけて市内全9区10カ所で順次開催する「トーキングサークルコウベ2023」の一環で中央区、須磨区、西区でトーキングサークルコウベが開催しました。根っからの神戸生まれ育ちの人以外に、神戸で生まれ育ったけれど今は県外に住んでいる人、他県から神戸への移住者の姿も。それぞれの会場のレポートをお送りします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-8ec123834a7832742de3-0.jpg ]

【中央区レポート】
　３連休の初日の9月16日。こども万博やSwing Jazz KOBEなどイベントが多数開催されているハーバーランド。家族づれで賑わう中、umieのセンターストリートで大型ビジョンを設置し、トーキングサークルコウベのワークショップイベントを実施しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-d76f748f4e0d576975a6-2.jpg ]

　参加者は10代から70代までの24人。それぞれ、4色ある「トーキングサークルコウベ2023」Tシャツの中から好きな色を選んで着用し、4グループに分かれてワークショップが始まりました。

　テーマは2つ。「神戸の今」と、「神戸のこれから」。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-f3e9892bcec3e7790429-3.jpg ]

　1つ目の「神戸の今」では、さまざまなお題が書かれたカードを引いて、グループで「神戸っぽい人」などについて意見を出し合いました。2つ目の「神戸のこれから」では、30年後の神戸の姿を想像し、30年後に変わっているところ、30年経っても変わらないところについて自由に思いを巡らせ、神戸の将来のイメージを膨らませていました。
　
　2つのテーマについて各グループで振り返りの時間が設けられた後、4つのグループそれぞれからまとめの報告があり、神戸をもっと暮らしやすく、楽しめるまちにしていきたいという思いにあふれ、神戸の魅力や課題に気づかされる機会にもなったようです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-9b4095dd94062b0253e7-3.jpg ]


　ワークショップに参加したエム・シーシー食品株式会社の常務取締役の水垣佳彦さんは、「はじめて会う人ばかりだったが、思った以上に神戸の未来の話で盛り上がった。常々神戸の食や食文化を盛り上げたいと考えていたが、今回ワークショップに参加して子どもが神戸に愛着や誇りを持ってもらうことが大事だと再認識した。神戸っていい街だなぁとみんなが思えるよう考えていきたい。」と話していました。

【須磨区レポート】
[画像5: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-36dc43ce1eacbcd14e4f-5.jpg ]

　秋分の日でもある9月23日に、新しく開業した須磨海浜公園の須磨ホールにて、トーキングサークルコウベのワークショップイベントを開催しました。

　この日は「須磨愛」に溢れている人がたくさん参加していました。須磨区在住の方を中心にこの日も家族で参加された方や、年配の方まで幅広い年代の方々が参加。「せっかくの神戸の資源である海が使えていない」、「神戸の魚は美味しい。夜明けのしらすなどをもっとPRし、同じ海である明石や淡路に負けない神戸の魚のイメージをもっと打ち出すべき」という須磨ならではの意見が多く出ました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-1d87fcfdc279815d77d2-6.jpg ]


　「高いビルが少なくていい街」、「異文化を取り入れるところが神戸らしい」など神戸の魅力を再発見するような意見や、「文化や情報を発信して共有できる場をもっと作るべき」などの神戸の課題を口にする方もいました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-f48fc3926c3df3153af9-7.jpg ]

　須磨に本社を置く総合建設業の関西タクト株式会社の谷岡哲広社長は、「これまで神戸のまちづくりに関わってきたけれども、今回のイベントに参加してみて神戸の『歴史』という視点を共有してもらった」と語り、いろんな立場の人との対話での気づきを共有していました。

【西区レポート】
[画像8: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-802faa3df5543d873075-10.jpg ]

　続いて、9月24日には、こちらも昨年10月に完成したばかりのなでしこ芸術文化センターでもワークショップを開催しました。西神中央駅から徒歩３分という好立地で、ホールやスタジオなど表現活動の拠点でもあり、「アート」をテーマにした意見募集も行いました。
[画像9: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-9550eb69acd767814135-8.jpg ]

　親子連れでの参加者や、大学生の参加など西区らしさを垣間見れました。

[画像10: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-1a889768cbd125a5c8bb-9.jpg ]

　三宮センター街一丁目商店街振興組合で勤める井上小矢香さんは「神戸について改めてじっくり考えることができた時間でした。神戸愛が強い人がたくさんいるので、何事もポジティブにみんなで豊かな街をつくっていけると良いなと思います。ありがとうございました。」と語りました。


　今後も各区で開催する「トーキングサークルコウベ2023」。神戸をこんな街にしていきたい、未来の神戸でこんなことをしてみたい、などの思いを語り合いましょう。ひとりでももちろん、ご友人をご家族、会社の仲間を誘っての参加も大歓迎です！
[画像11: https://prtimes.jp/i/6053/120/resize/d6053-120-e0ba1244f7a6330761fe-1.png ]



ワークショップ「TALKING CIRCLE KOBE（トーキングサークルコウベ）」　
市内各所の特徴的なスポットで、神戸ならではの魅力や、未来の神戸でやってみたいことなど、語り合ってみませんか？
おひとりでももちろん、ご友人を誘っての参加も大歓迎です！
【日程・場所】
11月までに北神地区を含む計10か所で開催します（詳細は、随時市HPで公開）
ぜひお住まいの区に限らず、お好きなスポットでご参加ください。
【募集人数・対象】
各会場30名（応募者多数の場合は抽選）
市内在住・在勤・在学（高校生以上）の方　
【申込方法／受付期間】
随時市ホームページでお知らせしますので、以下よりお申し込みください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/sougoukihonkeikaku3.html
受付期間：開催日前週の金曜日まで（応募者多数の場合は抽選）。



企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ